北朝鮮が新型肺炎を警戒 外国人観光客に対し国境閉鎖

朝鮮労働党機関紙の労働新聞は22日、感染が広がっている中国の状況と中国政府の対応を詳しく報じた。北朝鮮内に発症者がいるかどうかには言及しなかった。
朝鮮中央テレビは前日、この肺炎の症状や感染予防策などを紹介しながら、北朝鮮当局が世界保健機関(WHO)と共に、ウイルス流入を防ぐための「全国家的事業」に取り組んでいると伝えた。
一方、中国に事務所を置く北朝鮮専門旅行会社「ヤング・パイオニア・ツアーズ」はホームページで、北朝鮮が新型コロナウイルスによる肺炎の予防措置として「1月22日からすべての外国人観光客に対し国境を一時閉鎖する」と告知した。