本能的に求め合う二人… 映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』は2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
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 レイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムスが愛し合う二人を熱演した映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』(2月7日公開)のラブシーンカットが公開された。

 英作家ナオミ・オルダーマンの自伝的作品を原作に、ワイズがプロデューサーとして企画段階から深く関わった本作は、厳格なユダヤ・コミュニティで生まれ育った二人の女性の純愛を描く物語。ワイズが故郷を捨て自立して生きるロニート、マクアダムスが故郷に残りそこで生きるために結婚したエスティにふんし、再会後に封印していた熱い想いと信仰の間で葛藤し、揺れ動く。メガホンを取ったのは、第90回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した『ナチュラルウーマン』のセバスティアン・レリオ監督。

 今回、本能的に互いを求め合いキスを交わす場面写真が公開された。本作でのワイズとマクアダムスの大胆なラブシーンは、トロント国際映画祭のプレミア上映で話題に。「男性の俳優がこのように考えるかわからないけど、女性は『このセックスシーンは本当に必要?』と思うことが多いの。でも今回は絶対に必要だった。それまでの抑制がこの瞬間に繋がっているから。特にエスティが感じた大きなエクスタシーは、彼女にとって精神的な解放でもあった。あれは自由を表していたの」とワイズは語っている。

 マクアダムスも「自らのキャラクターの成長にセックスシーンは欠かせなかった」と断言。「あのシーンでは、(男性との)他のセックスシーンではまったく感じたことのなかったエネルギーを感じた。とても最高だった。仲間意識のようなものがあり、2人とも安心感と解放感を得ていた。女性である喜びが、あのシーンには詰まっているわ」と振り返っている。(編集部・小松芙未)