国会がきのう20日(2020年1月)から始まった。安倍晋三首相の40分にわたる施政方針演説で何が語られ、何が語られなかったのかを検証した。

演説にかけた時間は、東京五輪・パラリンピック6分35秒、地方創生7分52秒、成長戦略10分21秒、全世代型社会保障6分56秒、外交・安保7分19秒、そして改憲1分53秒だった。一方で、さまざまな疑惑が浮上している「桜を見る会」や「IR・カジノ」には一切言及しなかった。

「古い看板をかけ換えただけで新鮮味がない」

共同通論説委員で政治評論家の柿崎明二さんは「都合の悪いことはしっかり説明しない政権の姿勢が表れていた」、政治アナリストの伊藤惇夫氏は「古い看板をかけ換えただけで、新鮮味がない」と批判する。

司会の小倉智昭「桜を見る会の問題は終わっちゃいないでしょう」

IRや政治とカネにからんだ疑惑で東京地検や広島地検の捜査を受け自民党議員らもそろって「捜査中なのでコメントを控える」と逃げまくり、首相演説同様に都合の悪いことに触れようとしない。

カズレーザー(芸人)「便利な言葉ですね」

柿崎氏「潔白なら捜査にかかわらず話せばいい。しゃべりたくないだけだ」

小倉「安倍首相は演説できれいごとを並べて、臭いものにふたをしている」

会期は150日間。「空疎な演説だった」(立憲民主党の福山哲郎幹事長)「桜を見る会の『さ』の字も、カジノ汚職の『カ』の字もなかった」(共産党の志位和夫委員長)と反発を強める野党との攻防が始まる。

キャスターの伊藤利尋アナ「ある政権幹部はこんなに先の読めない国会は初めてだといっています」