イラクの首都バグダッドのタヤラン広場で、治安部隊が発射した催涙ガスのキャニスターをつかんだデモ参加者(2020年1月20日撮影)。(c)AHMAD AL-RUBAYE / AFP

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【AFP=時事】イラクの首都バグダッドで20日、大規模な反政府デモが行われ、デモ参加者3人が死亡、50人以上が負傷した。AFPの集計によると昨年10月以降、一連のデモで約460人が死亡している。

 イラクでは昨年10月からデモが相次いでいるが、宗派間の緊張が高まる中で反政府行動の勢いが失われることを懸念したデモ隊は、1週間前の今月13日、政府に対し20日までに要求に応じるよう求め、これが実現しなければデモを激化させるとしていた。

 20日は一連のデモの主な開催地となっているバグダッドのタハリール広場(Tahrir Square)以外の場所でも突発的なデモが行われた。

 現地にいるAFP記者によると、タハリール広場に近いタヤラン広場(Tayaran Square)では、デモ隊と衝突した治安部隊が催涙弾と実弾を発射してデモ隊を排除した。

 医療関係者がAFP記者に語ったところによると、実弾に当たった2人と、催涙ガスのキャニスターが首に刺さった1人の計3人が死亡したほか、50人以上が負傷した。

 当局は一連のデモによる最新の死傷者の数を発表していないが、AFPの集計によると昨年10月以降、約460人が死亡し、2万5000人が負傷している。

■米大使館近くにまたロケット弾

 治安筋によると、21日未明、ロケット弾3発がバグダッドの米大使館近くに着弾した。負傷者の情報はない。米国などの大使館があるグリーンゾーン(Green Zone)にロケット弾などが撃ち込まれる事例が数か月前から相次いでいる。

【翻訳編集】AFPBB News

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