Microsoftはアプリケーションやソフトウェア開発においてオープンソース・ソフトウェアを利用している。既存のオープンソース・ソフトウェアライブラリやコンポーネントを使用することで、開発時間を短縮する狙いがあるとされている。同社はこうした取り組みを円滑に進めるために、利用するライブラリやコンポーネントが何を行うものかを分析するツールを開発して利用している。

1月16日(米国時間)、Microsoftは「Introducing Microsoft Application Inspector」において、そのツール「Microsoft Application Inspector」をオープンソース・ソフトウェアとして公開したと伝えた。MITライセンスの下で提供されている。

Microsoft Application Inspectorによる分析結果のレポートサンプル - 資料: Microsoft

既存のソースコード分析ツールは、対象のソースコードがセキュリティなどの指針に基づいて良いものか悪いものかを分析するものが多いが、Microsoft Application Inspectorはそうした良し悪しの判断は行わないという特徴がある。Microsoft Application Inspectorは対象となるソフトウェアが「何を行う」ものかを分析するものであり、対象の動作の理解を早めることを目的としている。

アプリケーションやソフトウェアの開発にオープンソース・ソフトウェアを利用することは一般的に行われている。開発者がこうしたサードパーティ製のライブラリやコンポーネントの動作をすべて把握しておくというのは不可能に近く、提供されているドキュメンドなどを信じて利用することが多い。Microsoft Application Inspectorを使うと、利用したいソフトウェアの動作をより素早く確実に把握できるようになるという特徴がある。