大規模な森林火災が続くオーストラリアが、今度は大雨に見舞われている。北西部や南東部を中心に河川の氾濫や洪水被害が続出。雨は消火につながるはずだが、森林が焼失したため水をためる力が弱まった影響が深刻なのだ。

サウスウェールズ州から届いた映像は、飼育員が洪水でワニが河川に脱走するのを阻止しようと長い棒を振るったり、コアラを抱えて助け出したりする奮闘ぶり。住宅街ではマンホールから水が逆流し、床上浸水した家の住民が「信じられない。ショックです」と話す。

全豪オープン予選では、試合中に煙で倒れる選手も

火災も終わるめどが立たない。煙が都市部に入り込む。シドニーからメルボルンへ5日(2020年1月)午後1時ごろに車を走らせていた日本人女性(29)は「窓を閉めていても煙が車内に入って、せき込む感じでした」と語った。テニスの全豪オープンでは、予選の試合中にせき込んで倒れる選手もいた。試合放棄したスロベニアの女性選手(28)は「地面にすわり込んで、それ以上プレーできなかった」という。

司会の小倉智昭「雨で鎮静化しそうなものだが、洪水とは驚く。全豪オープンにまで影響する事態です」

石黒賢(俳優)「全豪オープンでは毎年、暑くてヒートポリシーという中断はあるが、煙での中断もあるかもしれない」