タバコよりも危険...? 冬場のストーブ火災に注意すべき理由
[みみよりライブ 5up−広島ホームテレビ]2020年1月7日放送「徹底ツイキュウ!なるほどニュース」のコーナーで、ストーブ火災について紹介していました。
広島市消防局管内によりますと、19年1年間の出火原因は1位はタバコ、2位は放火、3位コンロ、4位たき火、5位配線、6位ストーブ。
今回注目したいのは、6位のストーブなんです。年間の火災の原因として、ストーブは6位なんですが、死者が出た火災の原因としては第1位となっています。
ストーブの扱い方には御注意を(画像はイメージ)
ストーブをつけたまま寝ないで!
2014年から2018年の5年間で、住宅火災の死者数は55人。うち、6割の32人が冬(12月〜2月)に死亡している、ということで集中しています。ストーブ火災による死者が多いんです。
寝る時、ストーブをそばに置いている方も多いのではないでしょうか。しかし、この状態で寝返りを打ちますと、布団とストーブが接触。徐々に布団を焦がしていき、接触から30分で激しく燃え始めます。
県内で暖房器具が原因となって起こった火事や事故は5年間で20件あったということです。
広島市消防局によりますと、ストーブ使用の注意として、火をつけているときは離れない、上部や近くに物を置かない、火をつけたまま給油しない、など、注意を呼び掛けています。
さらに冬の火災はもう1つ危険が潜んでいるんです。冬は空気が乾燥し炎が燃え広がりやすく被害が大きくなるため、乾燥注意報にも意識することが重要。注意報が発表されているときはさらに注意することが大切です。
死亡火災原因の1位はストーブ、ということで、特に冬は火の取り扱いに注意することが必要ですね。
(ライター:tama35)