韓国のアイドルたちは、なぜ自殺を選ぶのか?

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 韓国芸能界でアイドルの自殺が相次ぐ問題について、韓国の社会的背景などの観点も踏まえて紹介する。

韓国アイドルの自殺問題とは?


 2019年、韓国では相次いで人気アイドルが自殺をして波紋を呼んだ。10月にはアイドルグループ「f(x)」の元メンバーのソルリが、11月には「KARA」の元メンバーのク・ハラが自殺をしたのだ。日本でも知名度の高いアイドルグループだけに、元メンバーの死を知らせる報道は、記憶に新しいだろう。

二人の自殺については、様々な要因が重なっての結果だったと推測される。しかし、彼女らが自ら死を選んだ原因のひとつに、インターネット上の悪質なコメントがあると報道されている。

SNSの台頭により、芸能人が個人アカウントを開設してファンと交流をするようになった。ファンにとっては芸能人本人とやり取りができる最高の場であるはずのSNS。しかし、寄せられたコメントを見ると、そこには誹謗中傷コメントが溢れているのだ。

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悪質なコメントが溢れる韓国の社会的背景とは?

 芸能人に対するインターネット上での悪質なコメントは、様々な国で問題視されている。しかし、韓国では群を抜いて、その激しさが顕著なのだ。最近では、誹謗中傷コメントを指す「指殺人」という言葉まで登場し、人に死を選ばせるほどの悪質なコメントが社会問題となっている。ニュースのコメント欄を閉鎖したり、厳罰化したりする動きもあるようだが、果たしてそれで解決する問題なのか。

インターネットの普及率が高い韓国では、ニュース記事のコメント欄やSNSに自分の意見を書き込むことはごく自然なことなのだという。しかし、悪意のあるコメントを向けられた側は、たまったものではないだろう。

韓国では、人々はアイドルに完璧さを求めるという。歌やダンスはもちろんのことルックスやプライベートさえも、清純で美しいステレオタイプな理想像からはみ出すことは許されないのだ。

一度バッシングの対象になった芸能人は、二度と浮かび上がれないとさえ言われている。まるで、あることないこと、執拗に因縁をつけてくる韓国に苦しむ日本の姿のようではないか。

ネット上では、「誹謗中傷した人は、芸能人が自殺したらそれで満足なのかな?怖い社会だ」「韓国のアンチは本当に恐ろしい」といった声が挙げられている。

韓国アイドルの自殺は、極端な学歴社会や雇用率の低下など、韓国の格差社会のひずみが表面化したものだと言って良いだろう。

特に若い世代はストレスにさらされており、芸能人はストレスのはけ口にされやすい。

インターネットは、誰もが自由に意見を言える場だ。それだけに、ふさわしい行動をするためのモラルの不足や、倫理教育の遅れが顕著となった形だろう。相次ぐ芸能人の自殺問題は、そんな歪んだ韓国社会がもたらした社会問題なのだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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