後半戦初戦に向け、王者バイエルンが抱える不安材料
4週間ほど前に前半戦最終節、VfLヴォルフスブルク戦にて2−0と勝利を収め冬季休暇に入った、バイエルン・ミュンヘン。それ以来、今冬のカタールキャンプでは順調に準備を進めてはいるものの、それでもエルナンデス、ズーレ、マルティネス、コマン、そして出場停止のキミヒ不在の中で、後半戦を迎えるという不安材料がある。
確かにそのヴォルフスブルク戦直後に、鼠蹊部の手術を受けていたロベルト・レヴァンドフスキは戦列復帰を果たしてはいるものの、ただ準備期間では満足にトレーニングを行えたとまではいかず、テストマッチ出場も果たせなかったことから、どこまで状態を上げられているかが注目ポイントだ。
果たして今回のヘルタ・ベルリン戦では、バイエルンはどのような戦いぶりをみせることになるのか?ちなみにヘルタとは最近6試合の対戦で1勝4分1敗。特に開幕戦での2−2に終わった痛み分も記憶に新しいことだろう。またベルリンでのアウェイ戦では、バイエルンは3試合連続未勝利。最近11試合の対戦で、わずか15得点しか決められていない。