全米公開は来年7月! -写真は映画『スパイダーマン:ホームカミング』より
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 マーベル・スタジオと米ソニー・ピクチャーズが共同製作する『スパイダーマン』シリーズ第3弾(2021年7月16日全米公開)の撮影が、今年7月からスタートすると Comic Book が報じた。

 同シリーズに関しては昨年8月、ディズニーとソニーの交渉が金銭面で折り合いがつかずに決裂し、スパイダーマンのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)離脱が決定。しかし、スパイダーマンを演じるトム・ホランドが両社のトップに再交渉を呼びかけた結果、急転直下でスパイダーマンのMCU残留が決定し、第3弾が共同製作される運びとなった。

 同サイトによると、撮影は今年7月から11月にかけて行われ、米アトランタ、ニューヨーク、ロサンゼルスのほか、アイスランドでもロケが敢行されるという。主人公ピーター・パーカーの夏休みが描かれた前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、ニューヨークやヨーロッパで撮影を行っており、最新作でも更なるスケールアップが期待される。

 現時点で、『スパイダーマン』シリーズ第3弾のタイトル及び詳細は不明。今年は、スパイダーマンの宿敵をジャレッド・レトー主演で描く『モービウス』(2020年公開)や、トム・ハーディ主演の『ヴェノム』続編(10月2日全米公開予定)といったスピンオフ作品も控えている。(編集部・倉本拓弥)