ドナルド・トランプ米大統領の弾劾裁判のため上院に到着した下院情報特別委員会のアダム・シフ委員長(中央左)ら(2020年1月16日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP

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【AFP=時事】(更新)米上院で16日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の権力乱用と議会妨害の罪を問う歴史的弾劾裁判が始まった。

 上院議員のマイケル・ステンジャー(Michael Stenger)守衛官は、米国史上3度目となる大統領弾劾裁判の開廷を宣言。重々しい静寂に包まれる中、首席検察官役を務める下院情報特別委員会(House Intelligence Committee)のアダム・シフ(Adam Schiff)委員長が、先月18日に下院を通過した弾劾条項(弾劾訴追状)を読み上げた。

 午後2時(日本時間17日午前4時)すぎには、裁判を監督するジョン・ロバーツ(John Roberts)連邦最高裁判所長官(64)が就任宣誓を行った。その後、陪審役となる上院議員100人がロバーツ長官のもとで、「公正な裁き」を行うと宣誓。上院は21日午後1時まで閉会された。

 21日の再開後は本格的な審理が始まり、検察側が大統領に対する罪状を主張する見通し。大統領が有罪判決を受け罷免されるためには上院の3分の2の賛成が必要で、上院は共和党が過半数の議席を握っていることから、トランプ氏は無罪を言い渡されると予想されている。

【翻訳編集】AFPBB News

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