今季からユヴェントスの指揮官を務めるサッリ監督 photo/Getty Images

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ユヴェントスは15日、コッパ・イタリアのラウンド16でウディネーゼと対戦。クリスティアーノ・ロナウド不在の中、10番を背負うパウロ・ディバラが2ゴール1脚ストンも活躍を見せ、4-0で快勝。2年ぶりの王座奪還へ向けて、危なげなくベスト8入りを果たした。

今季からイタリア屈指の戦術家マウリツィオ・サッリのもとで、新たな旅をスタートさせたユヴェントス。リーグ戦で首位に立ち、コッパ・イタリアでも順調にコマを進めてはいるが、新体制ということもあり、近年見せてきた圧倒的な強さはここまで影を潜めてきた。ただ、このウディネーゼ戦でようやくサッリ率いる“新生ユヴェントス”の片鱗を披露することができたのかもしれない。指揮官が試合後、伊『Rai Sport』のインタビューで手応えを口にしている。

「一発勝負の試合へ臨むのはいつだって少々不安だが、この試合ではほとんどの時間で非常に素晴らしいプレイを見せてくれたよ。(ロナウドの欠場により)3つ、4つ変化を加えたが、すぐに順応してくれて、なかなか見られない華麗なゴールも生まれた。チケットの価値に見合った試合になったんじゃないかな」

これまで率いたチームに自身のサッカー哲学を植え付け、“サッリズモ”や“サッリボール”と称されてきた。ただ、ユヴェントスでは少々異なるようだ。

「“サッリズモ”はみなさんを作ったものでしょ。私が作った言葉ではないよ。そして、このユヴェントスはサッリのユヴェントスではない。ロナウドやディバラ、イグアインら、全ての選手がチームにとって重要なんだ。彼らは一緒に働いてきた全ての監督を成功へと導いてきたんだからね。私はそれに少し貢献しようとしているだけだし、世界クラスの選手たちの特徴を尊重しなければならない」

こうは言いながらも、この一戦ではサッリが「理想」とする美しいパスサッカーが垣間見れた試合だった。実際にチームは90分間で665本ものパスを通し、成功率は91%と、今季トップクラスの数字を叩き出している。先制点のシーンでも、ディバラとイグアインの華麗なパス交換で中央を崩し、ゴールネットを揺らした。

「私は素早いパス回しから生まれるあのようなゴールが大好きだ。しかし、あんなものは素晴らしいクオリティを持った選手同士にしか作り上げることができない。ただ、このチームにはそれがあるんだ。私はチームの働きに満足しているが、まだまださらなる可能性を秘めている。今日の試合では、より良い未来への前兆となるパフォーマンスで、結果を得ることができたと言えるだろうね」

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