仏リヨンの裁判所に出廷したローマ・カトリック教会の元司祭ベルナール・プレナ被告(2020年1月13日撮影)。(c) PHILIPPE DESMAZES / AFP

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【AFP=時事】フランスで1971〜91年に当時7〜14歳だったボーイスカウトの少年らに性的虐待を繰り返したとして起訴されたローマ・カトリック教会の元司祭(74)が15日、裁判で自分も少年の頃に同様の虐待を受けていたと告白し、被告側弁護人をも驚かせた。

 昨年7月に聖職者の地位を剥奪されたベルナール・プレナ(Bernard Preynat)被告は、仏南東部リヨン(Lyon)でボーイスカウトのリーダーをしていた間、少年たちを虐待した罪に問われている。

 リヨンで14日から始まった公判で、被害者らが恐怖の体験を証言したのに続いて証言台に立ったプレナ被告は、「愛撫(あいぶ)」が禁じられていたことは分かっていたと告白した上で、衝動の抑制を助けてはくれなかったと教会を批判した。さらに、15日の公判2日目には、自分も若者の頃に性的虐待を受けていたと初めて語った。

 被告は、リヨン教区で司祭と聖具保管係、神学生の計3人から繰り返し性的虐待を受けたと証言。被害に遭った夏の間に、同教区のミシェル・デュボ(Michel Dubost)使徒座管理区長(当時)に手紙を書いていたことを明かした。

 被告はまた、自分の性的衝動について高位聖職者らに注意を喚起したにもかかわらず、治療を受けるよう指導されなかったとして、高位聖職者らの責任に疑問を呈した。1967年と68年に治療を受けたものの効果はなかったと説明。「彼ら(高位聖職者)は私を救うべきだったのに、私を司祭にした」と主張した。

 被告によれば、ざんげを担当する司祭に「罪」として自分の行動や衝動について告白したこともあるが、「罪を許され、二度と行わないようにと諭されただけだった」という。

【翻訳編集】AFPBB News

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