全豪OP女子の展望。テニス解説者は二人の10代選手に注目!

写真拡大

20日に開幕する「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日〜男子2月2日・女子1日/ハードコート)。WOWOWの週刊テニスNAVIにて、元デビスカップ代表選手で解説者の石井弥起さんが、女子シングルスの展望について語った。

昨年の「全豪オープン」では大坂なおみ(日本/日清食品)が初優勝を飾ったものの、「全仏オープン」はアシュリー・バーティ(オーストラリア)、「ウィンブルドン」はシモナ・ハレプ(ルーマニア)、「全米オープン」はビアンカ・アンドレスク(カナダ)と、グランドスラムの優勝者は違う顔ぶれとなった。


「誰が勝ってもおかしくない戦国時代だなと思いますけれども、日本人としては大坂選手にまた勝ってほしいなと思います。が、やはりそう簡単ではないなという思いもあります」


そのなかで注目選手として石井さんは二人の10代を挙げている。一人は18歳にして世界22位のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)だ。


「非常に攻撃的なプレーをフォアハンド側でもバックハンド側でもできていますから、相手としては常に攻撃をされるという圧力を感じると思います。それを高いレベルでできるというのが彼女の強みかなと思います」


アニシモワは昨年の「全豪オープン」でベスト16に進出すると、「全仏オープン」ではベスト4に進出する活躍を見せている。


もう一人は15歳で世界66位のココ・ガウフ(アメリカ)。


「まず身体能力が高くて、長い手足を活かしたショット力がすでにトップレベルです。まだ改善点があるものの、これを少しずつレベルアップすると、敵う相手がいないんじゃないかなという風に思う選手です」


ガウフは昨年の「ウィンブルドン」予選を、同大会オープン化以降最年少となる15歳122日で突破。本戦でもベスト16へ進出し、一躍話題となった。


その活躍は一過性のものではなく、「全米オープン」でも3回戦に進出。大坂に敗れたが、大坂に誘われて一緒にオンコートインタビューを受けこちらも話題に。10月の「リンツ・オープン」では初のツアー優勝を飾り、驚異的なスピードで成長を続けている。


いよいよ来週に迫った2020年最初のグランドスラム。戦国時代のなか、誰がまずはリードするのか注目だ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「全豪オープン」で優勝した大坂なおみ
(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)