ローランドは、アコースティックギターと歌の弾き語りに適したBOSS(ボス)ブランドのアコースティックギター/ボーカル用アンプ「Acoustic Singerシリーズ」に、新モデル「Acoustic Singer Live LT」を追加。3月に販売を開始する。税込みの市場想定価格は44,000円前後。米国アナハイムで開催される楽器見本市「The 2020 NAMM Show」でも展示される模様。

Acoustic Singer Live LT


コントロールパネル


「Acoustic Singerシリーズ」は、弾き語りスタイルの演奏に最適に設計されたアンプで、ピックアップを搭載したアコースティックギター用とボーカルマイク用の入力を独立して装備する2チャンネル仕様が特徴。アコースティックギターを演奏した際に発生するボディの共鳴を解析し再現した「アコースティック・レゾナンス」により、ギター本来の自然な音色を表現するほか、アコースティックギターを迫力あるサウンドで再生するために、ウーファーとツィーターの2ウェイカスタムスピーカーで構成するバイアンプ方式を採用するなど、アコースティックギターの演奏にフォーカスした機能を多く搭載する。

ギター、ボーカル用にそれぞれ調整できる3バンドEQやコーラス、ディレイ、リバーブなどのエフェクトも装備し、細やかな音色調整が可能。また、不意に発生したハウリングをすばやく取り除く「アンチ・フィードバック」機能も備えている。

サイズはW364×H300×D271mm、質量は10.2kg。定格出力は60W(ウーファー:50W、ツィーター:10W)。本体のほか、電源ケーブル、2P-3P変換器などが付属する。