今週の「女のもやもやセラピー」は、加藤紗里さんの1億円貢がせスピード離婚ネタです。有名お笑い芸人さんとの二股され恋愛で世間に名を馳せ、今や独特の容姿とコメントで嫌われポジションを爆走中。SNSなどで熱いコメントをまき散らし、ネットニュースの常連に。ネット掲示板や自身のコメント欄など、あちこちを炎上させています。

代表作も何もわかりませんが、バラエティー番組などを見ないタイプの人と話していても、「お金にうるさくて見た目がケバい……」と口にすれば、「ああ!加藤紗里でしょう?」と話が通じるほど、知っている人が多いというのはある意味すごいことでしょう。でもそのあとに、たいてい「私、あの人、大嫌い」と続くのです。「品がなくて同性として恥ずかしい」「生き方が汚い。見苦しい」などのほかに、「ただただ鼻につく」という意見もあります。

生き馬の目を抜く百戦錬磨の猛者が集う芸能界ですから、どんな方法であっても目立ってナンボ。見る側は、「嫌いだから見ない」という判断をして捨て置けばいいのです。しかし、「ホント、嫌いなんですよねッ」と吐き捨てるように言う人でさえ無視はできないようで、言ってみれば「目が離せない」存在なよう。出会って1週間で不動産会社を経営する男性と結婚、そして3か月で離婚したニュースも、非難のほうが圧倒的ですが、とにかく話題にあがります。なぜなのでしょうか。

加藤紗里さんは「男は愛よりお金」タイプです。とはいえ、そういう女性はさほど珍しくもありません。なのに加藤さんだけ、やたらと注目されています。

その理由のひとつに「3か月の結婚生活中、1億は使わせた」など、「愛よりお金」のスケールが大きいということもあるでしょう。婚活女子が理想の結婚相手の年収を聞かれたときに「1000万円」と答えただけで、世間知らず、身の程知らずと罵られるなかで、「1か月に最低1000万円は紗里に使ってくれないと」と言えてしまう図太さ。

「世のほとんどの男性はああいうタイプの女性が嫌いだと思うし、同性にも嫌われていると思うんです。それを本人だって絶対わかっているのに、やり続けているっていうのがあっぱれだと思う」と言っていた30代女性もいました。

ある意味、ブレてない!振り切ってる!

「インスタでのファンとの一問一答で、結婚相手の好きなところを“自分に貢いでくれるところ”、好きになった理由を“紗里の欲しいものをたくさん買ってくれたから”とか答えてたんですよ。そういうことって、万が一、多少思うことがあっても、絶対人には言わないことじゃないですか。軽蔑されるのがイヤだから。でも、それを言っちゃうところがなんとも(笑)。“結局はお金”とか、自分の心の中にもある、ちょっとした毒を大いに吐きだしてくれて、案の定世間に叩かれているので、見ていて面白いんですよ」という30代女性の意見もありました。

そうなんです、「愛よりお金」とは言わないまでも、プレゼントくれない男よりプレゼントくれる男のほうがいいし、家デートでお腹がすいたらカップラーメンを2人で分けて食べるしかできない男よりも、ステキなレストランでごちそうしてくれる人がいいと思う女性は圧倒的でしょう。しかし、それは口にしないものなのです。後妻業や結婚詐欺だって「愛しているふりをして騙す」わけで、結婚に辿り着くまでに、基本は「お金目当て」は禁句なんです。だからこそ、それを絶対叩かれるのがわかっているのに平気で言ってしまう加藤さんを「おもしろ」と捉える女性が多いのかもしれません。

加藤さんは「お金持ちが好きなんじゃなくて、紗里にお金を使ってくれる人が好き」で、離婚した理由も「相手にお金がなくなったから」。

離婚後には「結婚したんだから今までみたいにお金を使えないよ、と言われて驚いた。お金ちらつかせて結婚したくせに、それって結婚詐欺だと思う」と発言。それらも大いにバッシングを受けています。しかし、実際どうでしょうか。「パリッとした身なりで羽振りがよさそうに見え、それも彼の魅力のひとつと捉えていたのに、婚約中に借金まみれと告白された」という人や、「人並くらいの蓄えはあるだろうと思っていたのに、プロポーズされてOKしたあとに、貯金がないから結婚式も新婚旅行もなしで、と提案されて夢が壊れた」という人は珍しくありません。

こういうケースに陥ると、結婚詐欺という強すぎる言葉は使わずとも、「騙された……」という気分になるものです。しかし「でも、2人で乗り越えていこう」というストーリーが美しいとされている。「ムリムリムリムリ、別れる」などと言ってしまえば美談にはなりませんし、一気に極悪人扱いです。

でも30代、そこそこ貨幣経済での知見もある女性たちが「お金より愛」で本当に結婚できるでしょうか。あずき総研では、働く30代未婚女性のみなさんに、加藤紗里さんの一件はおいておいて、「愛よりお金」か「お金より愛か」を聞いてみました。婚活女子たちの本音を紹介します。〜その2〜に続きます。

「愛よりお金でしょ」を地でいけるって、ある意味すがすがしい……のか?