「人質もう一人いた」出雲立てこもり…男の動機は?

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 島根県の物流会社で男が人質を取って立てこもっていた事件で、中尾懐聖容疑者(23)が立てこもった時の中の状況が明らかになってきました。

 (川村真弘ディレクター報告)

 15日、当時、中にいた会社関係者に話を聞いたところ、中には2人の人質がいたということが新たに分かりました。中尾容疑者は会社の正面玄関から冷静な様子で入っていったといいます。社長の妻が中にいたのですが、社長の妻に対して「あなたは従業員に指示を出せる人ですか」と聞いてきたそうです。中尾容疑者は社長の妻に「あなたには人質になってもらいます」と言いました。その横にいたのが、最後まで人質になっていた40代の女性です。その40代の女性は「私も残ります」と言い、他の従業員を外に出して2階の応接室で2人は人質になってしまいました。2人を人質に取っていた中尾容疑者なのですが、社長の妻を途中で解放して再び40代の女性を人質に取り、立てこもりました。ここで食料はどうしていたかというと、会社関係者によりますと、中尾容疑者は正面玄関から入る際にパンなどの食料が入った白いビニール袋を片手に入ってきたといいます。そのパンなどの食料で約18時間という長時間の立てこもりをしのいでいたとみられます。