解任が発表されたレッドソックスのコーラ監督

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◆ 処分決定前に決断

 MLBのレッドソックスは14日(日本時間15日)、アレックス・コーラ監督(44)を双方合意の下で解任したことを発表した。

 MLBは現地時間13日、電子機器を用いた“サイン盗み”を行っていたとされるヒューストン・アストロズへの処分を発表。アストロズにはヒンチ監督とルーノウGMの1年間業務停止(処分決定後に解任が発表)、2020年と2021年のドラフト1・2巡目指名権の剥奪、MLB憲法で最高額となる罰金500万ドル(約5億5000万円)を科すことが決定していた。

 コーラ監督は、アストロズのコーチ時代にチームの“サイン盗み”を先導し、関与していたとして、MLBが調査中であることを公表。コーラ監督に対する厳罰は避けられない状況下で、レッドソックスが先手を打った格好だ。

 レッドソックスは、首脳陣がヒューストン・アストロズの調査結果に関するコミッショナーのリポートについて話し合ったことを明かし、「今回の調査結果とコミッショナーの裁定を受け、私たちはアレックスがチームを指揮して、前に進んでいくことはできないという結論に至り、双方合意のもとで別々の道を歩むことになった」との声明を発表。解任に至った経緯を説明した。

 2017年にアストロズのコーチに就任したコーラ氏は、同年に同球団初となるワールドシリーズ制覇に貢献。翌2018年から自身にとっての古巣でもあるレッドソックスの監督に就任し、シーズン108勝を記録して地区優勝し、最終的にはワールドシリーズも制していた。連覇が期待された昨季は84勝78敗の3位と低迷し、ポストシーズン進出を逃している。