男子テニスのノバク・ジョコビッチ(2020年1月12日撮影)。(c)William WEST / AFP

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【AFP=時事】来週開幕する全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)で8度目の優勝を目指す前年王者のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、次世代の選手たちが徐々に迫ってきていると認めながらも、自らを含む「ビッグ3」はまだ一歩先を行っていると話した。

 ジョコビッチ、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)の「ビッグ3」は、過去10年間にわたり四大大会(グランドスラム)で強さを見せ続けてきた。特に、ジョコビッチとフェデラーはグランドスラムのシーズン初戦に当たる全豪オープンで強く、直近16大会のうち13度はどちらかが優勝している。

 今年はジョコビッチが通算8度目、フェデラーが2018年以来同7度目のタイトルを目指す中で、ナダルが2度目の全豪オープン制覇を果たしてグランドスラム通算20勝というフェデラーの最多記録に並ぶ可能性が、大会をさらに盛り上げる。

 全豪オープンが行われるオーストラリアでは現在、大規模な森林火災が発生している。14日には大気汚染が危険なレベルに達したため、予定されていた練習セッションが一時的に中止になっており、出場選手たちは対応に迫られることになるかもしれない。

 国別対抗戦ATPカップ(ATP Cup 2020)のシングルスで6連勝をマークするなどし、セルビアの優勝に貢献したジョコビッチは「全豪オープンは間違いなく得意な大会。ベストなテニスを見せてきた大会だ」とコメントした。

「もちろんフェデラーやナダルだけでなく私もいる。経験やランキングなどあらゆる要素を踏まえ、僕たち3人が優勝候補に挙げられるのかもしれない」

「だが、非常に素晴らしいテニスを見せているダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)やステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)、ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)だっている」

「だから、誰もがNextGen(若手有望株)のグランドスラム優勝について話し続ける。近づいてきているようにはみえる。それが今年ではないことを願うが、どうなるか見てみよう」

 一方、2018年の全豪オープンを最後にグランドスラムの優勝から遠ざかっているフェデラーは、前回大会の4回戦でチチパスに敗れたが、これまでメジャー大会で31度の決勝を経験しており、38歳という年齢を理由に見くびる選手はいないだろう。昨年はツアー4勝(通算103勝)を挙げ、衰えの兆候もまったく見えない。

 フェデラーは今週、「けがをしていないときの二人(ジョコビッチとナダル)に勝つのはいつだって難しい」と語る一方で、脅威になるかもしれない選手に昨年のATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2019)で優勝したチチパスの名を挙げた。「彼はここで快進撃を見せたし、もちろんメドベージェフも見事な活躍を披露している。(デニス・)シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)もエキサイティングな選手だ」

【翻訳編集】AFPBB News

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