耳の不自由な佐藤真美さん(42)が先週8日(2020年1月)、全員耳が聞こえない女性4人で東京西池袋の居酒屋に予約して出かけたら、思わぬことがあった。席にメニュー案内のメモや白地に赤いラインの小旗が用意されていた。

小旗は注文や用があるときに振って店員を呼ぶためで、いつもは店員が気づくまでじっと待つしかない佐藤さんたちは大助かりだった。「本当にうれしかった」と、佐藤さんは手話で語った。

小旗は注文や用があるときに振って店員を呼ぶため

司会の小倉智昭「いい話じゃないか」

メモや小旗を用意したのは、店スタッフの福島大和さん(23)で、周りに耳の不自由な人はいないが、「テレビやアニメで知っていたから、できる限りのことをしようと思い対応した」そうだ。予約を受けたときは店に自分1人しかおらず、来店までの1時間半で「やるかやらないか迷った部分はあったけど、行動してよかった」と話す。佐藤さんたちは小旗を笑顔で使ってくれた。

佐藤さんは「(福島さんは)相手の立場に立って深く考えることができる人だと思います」と大感激だ。