19歳で全米を制したシンデレラガール。アンドレスクが全豪欠場を発表

昨年の「全米オープン」を制覇した19歳のビアンカ・アンドレスク(カナダ)が、自身のTwitterで「全豪オープン」を欠場すると発表した。
Twitterでは「深センの"WTAファイナルズ"での膝の怪我についてお知らせします。リハビリは順調に進んでいますし、日々元気になってきていますが、チームでの話し合いや医師のアドバイスによると、"全豪オープン"はまだ早すぎるということになり、出場することができません」と欠場を発表。
続けて「メルボルンでプレーするのが好きなので、この決断は非常に苦しいものでしたが、膝と身体を回復させるプランを尊重しなければなりません。オーストラリアに戻るのがとても待ち遠しいです」と、2度にわたって投稿している。
これにはファンから泣き顔の絵文字や、「残念だけど、賢明な判断」「一日も早い復帰を願っている」といったコメントが殺到している。
現在19歳のアンドレスクは2019年の1月、「ASBクラシック」で準優勝して注目を浴びる。その後、3月の「BNPパリバ・オープン」でツアー初優勝を果たし、8月に地元カナダで開催された「ロジャーズ・カップ」でも優勝。そして9月に「全米オープン」で優勝し、トップ選手への階段を一気に駆け上がっていった。
その一方で怪我にも悩まされ、昨シーズンは12大会の出場に留まった。「WTAファイナルズ」ではグループステージでカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦中、左膝の怪我により棄権を余儀なくされていた。
一日にも早い復帰と、若さあふれるエネルギッシュなプレーをコートで見られることを期待したい。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全米オープン」でのアンドレスク
(Photo by Tim Clayton-Corbis/Getty Images)