終盤までスコアレスのゲームは最後まで分からない白熱の攻防に。写真:徳原隆元

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 全国高校サッカー選手権大会は1月11日、埼玉スタジアムで準決勝の2試合を開催した。第1試合では青森山田が帝京長岡を2-1で破り2連覇に王手。第2試合では、静岡学園と矢板中央が対戦し、静岡学園が1-0で勝利を収めた。

 試合は立ち上がりから、圧倒的な攻撃力で勝ち上がってきた静岡学園と、粘り強い守備でここ2試合無失点の矢板中央が持ち味を発揮した。静岡学園は鹿島入団内定のエース松村優太(3年)や今大会4得点の小山尚紀(3年)らを軸にポゼッションで圧倒。矢板中央を自陣に釘付けにし、再三ゴールに迫っては得点の匂いを漂わせる。

 しかし、矢板中央は主将の長江皓亮(3年)を中心とした堅いディフェンスで応戦。ゴール前での身を挺した守備で静岡学園にゴールを許さない。結局、前半は静岡学園に10本のシュートを許したもののゴールは割らせず、前半をスコアレスで折り返す。

 迎えた後半は、矢板中央もチャンスを掴み始めた。交代出場の宮野流斗(3年)が素早い抜け出しからシュートを放つなど、相手ゴールに襲い掛かる。

 しかし徐々にペースを握り始めた静岡学園がやはりボールを保持しながら、シュートの雨を降らせる。後半アディショナルタイムにはDF田邉秀斗(2年)のクロスがポストを直撃。しかしこれもゴールネットを揺らすには至らない。

 それでも残りわずかとなって静岡学園はエースの松村がエリア内でPKを獲得。これを松村自らが決めて決勝点。この直後に終了のホイッスルが鳴り、静岡学園が1-0で勝って決勝進出を決めた。静岡学園は優勝した95年度大会以来、24年ぶりの決勝進出を決めた。

 この結果、1月13日に埼玉スタジアムで行なわれる決勝は、青森山田と静岡学園のカードに決まった。

【選手権PHOTO】静岡学園 1-0 矢板中央|歓喜!ラストプレー、エース松村の決勝PK弾で24年ぶりの決勝へ!

構成●サッカーダイジェストWeb編集部