皆さんは大好きなアーティストのライブに行った際、とんでもない迷惑客に出会ったことはないだろうか。

Jタウンネットでは2019年12月8日、「自分の席に荷物、後ろから『邪魔』、全身に香水...  ライブ会場での『悲惨な経験』、教えてください」というタイトルの記事で、あるツイッターユーザーの身に起きたライブ会場でのトラブルを紹介。同時に読者からライブ会場での残念な経験を募集した。

Jタウンネットではこれまでに、他のファンのせいでコンタクトレンズを紛失したり、開演直前まで食べ続けるカップルに「においテロ」をされてしまったりなどのエピソードを紹介してきた。

今回はある男性を「恐怖症」にしてしまった、ちょっと痛いエピソードを紹介する。

入院のための滞在費、親の交通費もかかる

踏まれたら大惨事

投稿してくれたのは、北海道に住む20代男性のAさんだ。

かれこれ10年前になります。今や世界ツアーを組むほどのバンドのライブに行きたくて、各地のチケットを申し込みました。なんとか福岡のチケットが取れたので、東京からはるばる遠征に行きました。

当時、そのバンドはすでに人気で、ライブ会場には女性ファンの方もたくさんいました。ライブが始まり、半分くらいが終わった頃、会場全体が盛り上がる曲でみんなが飛んだり跳ねたりしているときでした。

突然足に痛みが走り、見ると前にいる女性のピンヒールのピンが自分の足先に乗っているではありませんか。幸いにも相手の足はすぐに退き、ライブ中はアドレナリンも出ていたためか、痛みはありませんでした。ライブが終わり、その日にはホテルに泊まりました。

翌朝、足の激痛で目が覚めました。見ると足の指がパンパンに腫れて...。

その日は日曜だったと思うのですが、すぐに近くの病院で診てもらったところ、踏まれた足の指を骨折していました。すぐに処置しないといけない状態だったため、親に福岡まで来てもらい、数日入院。親にはしこたま怒られ、入院のための滞在費や親の交通費などのお金もかかり、散々な遠征でした。

あれ以来、ライブ会場で周囲の人の足元はめちゃくちゃ気にするようになりました。ヒール恐怖症は10年経っても癒えません。

――遠征先で入院とはなんとも苦い思い出だ。ライブでハイヒールが危険なのはよく言われるが、それは決して誇張ではないことがわかる。女性のみなさん、ライブに行くときは履かないように気を付けていただきたい。

教えて!あなたの「ライブ会場のトラブル体験談」

読者投稿フォームもしくは公式ツイッターのダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的なエピソード(どんなトラブルかなど、500文字程度〜)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

――みなさま、ご協力お願いします!