TIOBE Softwareがこのほど、2019年に最もインデックス値を伸ばしたC言語が2019年のプログラミング言語・オブ・ザ・イヤーに輝いたと伝えた。第2位はC#で、これにPythonとSwiftが続いている。

C言語のインデックス値が伸びた理由として、IoTおよび小型のインテリジェントデバイスにおいて需要が高いためだという。C言語は短時間で習得が可能な上、すべてのプロセッサにおいてCコンパイラを利用できる。TIOBE Softwareは、こうした状況がC言語のインデックス値上昇を招いたのではないかと分析している。

発表された2019年におけるインデックス増加率と順位は次のとおり。

2019年のプログラミング言語・オブ・ザ・イヤーは、2018年に引き続きPythonが受賞するだろうと考えられていた。これは、Pythonが2018年に入ってから長期にわたって増加傾向を維持しているためだ。しかし、2019年はC言語の増加率がPythonを超えて1位となった。C言語は2016年に一気にインデックス値を下落させており、2017年後半から逆に増加に転じている。ずでに減少以前の水準まで戻ってきており、今後も同様のペースで増加を続けるかどうかはわからない。

仮に、今後も同様のペースでC言語の増加傾向が続いた場合、JavaとC言語のポジションが逆転してC言語が首位になる月が出てくる可能性もある。しかし、過去の動向として、JavaとC言語は推移が同調する傾向が強く、Javaが第1位でCが第2位という順位のまま推移する可能性もある。

C言語の増加率がPythonの増加率を超えている - 資料: TIOBE_Software

TIOBE Softwareは2019年におけるそれ以外の興味深い動向としてSwiftが第15位から第9位へ上昇した点と、Rubyが第8位から第11位へ上昇した点を挙げている。Swiftは安定的に10位以内に入るようになっており、Rubyも近いうちにそうなりそうだと予測している。

TIOBE Programming Community Index (PCI)は、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2020年1月におけるインデックスは次のとおり。

1月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

1月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ