新たな気持ちが台無し!?新居の浴室がくさい場合の対処法

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たくさんの物件巡りをしてようやく決めた、お気に入りの新居。面倒な契約や引越し作業も終わり、ようやく「新生活をスタート!」と思っていた矢先に、汗を流そうと入ったお風呂場のにおいがとても気になる……。かつて「教えて!goo ウォッチ」でも「引越したばかりなのに浴室が臭い!どう対処すればいい?」という記事で、ユーザーの声をご紹介した。そこで今回は、こうした新居の浴室がくさい場合の原因とそれに対する対象方法について、引越し見積もりサイト「引越し侍」編集部の清水朋香さんに話しを聞いた。

■どこに相談する?浴室のにおいを相談する際のポイント

あまりにも浴室のにおいがひどい場合は生活に支障をきたすと思うが、そもそもこういった問題が起きた際はどこへ相談をするべきか。

「賃貸物件であれば、部屋の大家か管理会社へ連絡するのがよいでしょう。仲介をした不動産会社は結局、大家や管理会社へ対処を依頼するので、時間のロスになります」(清水さん)

においに関するトラブルは目に見えない分、責任の所在を図るのが難しい気がする。相談をする際に気を付けるポイントはあるだろうか。

「においの要因はさまざまで対処方法もケースバイケースになるため、可能な限り迅速に管理者へ報告すべきです。対処を素人感覚で行うとかえって悪化してしまう恐れがあるのと、住みはじめであればトラブルについての責任は貸元の大家側にある可能性が高いといった理由があるからです」(清水さん)

借りたばかりの部屋であればなおさら遠慮をせずに、大家や管理会社へ対処を依頼すべきのようだ。

■修理費用が発生した場合の負担は誰持ち?

対処をする際に住宅設備の修理が必要になることはあるのだろうか。

「浴室の場合は、 1)排水管と排水溝周り、2)排気口や換気扇、3)風呂釜や浴室の床と壁 の3点がにおいの要因となりえます。1)の排水、2)の排気関連の設備については、場合によっては修理が必要になることもあります」(清水さん)

こういった住宅設備の修理は基本的に大家が費用負担をするものだが、においが原因で設備の修理をする、という場合も同様だろうか。

「部屋の貸主である大家や管理会社は、"賃貸借契約"にのっとり、部屋の修繕義務を負っています。"借り主が安全で平穏に使用できること"を大前提として部屋を貸し出しているため、居住者に責のある設備破損でない限り、大家側に修理費用を負担してもらえます」(清水さん)

やはり何かしらの異常を感じたときは速やかに管理者へ連絡をし、調査と対処を依頼するのが最善手のようだ。

■新居へ引越しをする前に要注意!

においのトラブルを避けるために、引越し前に確認すべきポイントはあるだろうか。

「賃貸物件等で最も多いケースとしては、風呂場で下水のニオイ、いわゆる"ドブくささ"がするというものです。こういったにおいは、風呂の排水トラップが水で満たされていない状況が続き、下水からの空気が遮断できていないため発生します」(清水さん)

なぜ、排水トラップ内の水が無くなってしまうのだろうか。

「前の居住者が退去し、しばらく排水管に水が流れていない状態が続くと、トラップ内に溜まっていた水が蒸発してしまいます。前の居住者の引越し後、長い期間がたっていると、新しい入居者が住み始める頃にはにおいが充満してしまっている場合があるようです。再び水を流しはじめれば解消されるはずです」(清水さん)

部屋が空き部屋になってからどれ程たっているか、仲介会社に確認しておくとよいだろう。
「賃貸に関わらず、物件は老朽化が進むものです。老朽化はさまざまな悪臭の要因となりうるので、目に見えない配管や設備類が古くなっていないかなどは事前に聞いておきましょう」(清水さん)

古い物件に引っ越す際には、注意が必要そうだ。

新生活のすがすがしい気持ちを台無しにするかもしれない浴室のにおいトラブル。トラブルの原因になりそうなポイントは事前にチェックをし、もしトラブルが起きてしまった場合も、慌てずに大家や管理会社へ対処をお願いすることが大切なようだ。

●専門家プロフィール:清水 朋香(しみず ともか)
引越しの見積もり依頼や予約サービスを提供する「引越し侍」の編集部員。大学卒業後、地方雑誌の編集を経て専門ライターとして引越し侍へジョイン。自身が経験した複数回の引越し体験と、引越し侍での執筆業務によって経た知識から引越しだけでなく、賃貸契約などにも関する幅広い情報発信を行っている。

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