ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

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2009年に7年174億円で加入したサバシアと共に働きを絶賛される

 2019年が終わり、新たな10年間が始まる2020年が幕を開けた。田中将大投手が在籍するヤンキースは昨季、ア・リーグ東地区を制したものの、リーグ優勝決定シリーズでアストロズに敗れてワールドシリーズ制覇はならず。2009年を最後に世界一から離れており、2010年代は一度も頂点に立てないまま、10年間を終えることになった。

 米スポーツ専門メディア「スポーツ・イラストレイテッド」ではヤンキースの2010年代ベストチームを選出。先発の1人には、2014年に7年総額1億5500万ドル(約168億円)でヤンキースに加入した田中将大投手の名前が上がった。

 2010年代のヤンキースで各ポジション、そして投手は先発5人、救援4人、抑えと、それぞれ最もよかったシーズンを選考。21勝をあげた2010年、19勝の2011年のCCサバシア投手、14勝だった2017年と19勝だった2018年のルイス・セベリーノ投手と共に、14勝4敗だった2016年の田中が先発の1人に名を連ねた。

 記事では「マサヒロ・タナカは2016年にサイ・ヤング賞投票で7位となった。サバシアは2010-19年に1688回1/3に投げて球団で最多とした。タナカは1000回を超え、2位だった。2010年代を振り返ると、CC(サバシア)とタナカを確保するために必要だった大型契約は、間違いなく金額に値した」と絶賛。2009年に7年1億6100万ドル(約174億円)で加入したサバシアと共に、田中の働きを高く評価していた。(Full-Count編集部)