カルロス・ゴーン被告。フランス北部にあるルノーの工場で(2018年11月8日撮影、資料写真)。(c)Ludovic MARIN / AFP

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【AFP=時事】(更新)日産自動車(Nissan Motor)前会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)被告が、会社法違反などの罪で起訴され、保釈中に日本を出国してレバノン入りした問題で、トルコのプライベートジェット会社MNGは3日、同社の航空機が違法に使用されたとして、刑事告訴したことを明らかにした。

 同社は「カルロス・ゴーン被告の日本出国に関連して、ジェットチャーターサービスの違法使用で刑事告訴した」と発表した。

 同社は、従業員1人が記録を改ざんしてゴーン被告の氏名を搭乗者名簿から削除し、「個人で」行動したことを認めたとしている。

 同社によると、先月異なる利用客から2件の予約があったという。1件はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)発大阪行きと大阪発トルコ・イスタンブール行きで、もう1件はイスタンブール発レバノン・ベイルート行きだったという。

 同社はプライベートジェットのこれら2件の利用契約について「一見関連は認められなかった。どちらのフライトの公式文書にもゴーン氏の名前は記載されていなかった。該当のジェット機はMNGの所有機ではないが、MNGが運航した」と説明。

「メディアを通じて、同機の運航が公式に申請された乗客ではなくゴーン氏の利益になったことを知り、MNGは内部調査を開始して刑事告訴した」と明かした。

 同社は、ゴーン被告の渡航の便宜を図った者らの訴追を求めている。

【翻訳編集】AFPBB News

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