「改めて、日本にウェルビーイングを:『WIRED』が振り返る2019年(ウェルビーイング編)」の写真・リンク付きの記事はこちら

2019年は日本でも「ウェルビーイング」という言葉が聞かれるようになった1年だったと言えるだろう。大がかりなカンファレンスが開かれ、編集部も京都の禅寺で行なわれた国際的なウェルビーイングの学会に参加する貴重な機会があった。

サイボーグが自然のなかにたたずむ表紙の雑誌VOL.32 特集「DIGITAL WELL-BEING(デジタル・ウェルビーイング)」は、大変好評につき編集部でも在庫が払底、いまや貴重判だ(書店で見かけたらぜひ確保されることをおすすめする)。

同時に、本誌に連動してWeb特集を初めて立ち上げたのもこのテーマだった。日本においてウェルビーイングを探求する石川善樹やドミニク・チェンの本誌寄稿をはじめ、多角的・包括的にウェルビーイングについての記事をまとめたサイトだ。

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今回は、今年オンラインで特に読まれたウェルビーイング関連の記事をピックアップした。ウェルビーイングの定義を平たく言えば「身体的、精神的、社会的に良好な状態」と言える。だが実際は、個人の健康習慣の問題から世界の人口と気候変動の問題まで、その視座はとてつもなく広い。

『WIRED』日本版が特集によって日本の読者に投げかけたかったものはまさに、こうしたトピックスを「ウェルビーイング」という切り口から編集し直すことで、2020年代にわたしたちが、つまりはあなた自身が、価値を置き大切にしていきたいと思えるライフスタイルや文化の針路が、見えてくるのではないかという問いかけだ。