1ゴール1アシストを記録したMF東俊希(広島=左)

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[12.28 キリンチャレンジカップ U-22日本代表 9-0 U-22ジャマイカ代表]

 いきなりつかんだチャンス。そして、その舞台で持ち味を存分に発揮する。MF東俊希(広島)はピッチを後にする後半36分まで、左サイドで躍動した。

 今回の活動でU-22日本代表に初招集された。2日目までは控え組で練習をこなしながらも、3日目から主力組で調整を進めると、ジャマイカ戦で先発に抜擢。デビュー戦にも「緊張はなかった」。そして、試合開始早々の前半5分にMF中山雄太(ズウォレ)の得点で先制すると、「気持ちが楽になった」と存在感を発揮し始める。

 左サイドをタイミング良く駆け上がってボールを呼び込み、自慢の左足から蹴り出すクロスで好機を創出。前半19分には中山のスルーパスを受けて左サイドを突破すると、MF旗手怜央(順大→川崎F)に正確なボールを供給してアシストを記録した。

「タイミング良く走れたと自分の中では思っている。出してくれたパスの質も良かったし、怜央くんの動きも見えていた」

 冷静に得点をお膳立てした男は、後半6分に代表初ゴールまで記録する。PA外左で得たFK。キッカーを務めた東は「相手のストーンを越え、ファーに速いボールと言われていた」と左足からボールを蹴り出す。鋭くカーブがかかったボールは、味方には合わなかったものの、FW前田大然の動きにつられた相手GKに触れられることなく、そのままゴールマウスに収まった。

 デビュー戦での初ゴール。「嫌なボールを意識していたけど、入って嬉しかった。得点もアシストもできたので良かった」と白い歯を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)