U-22日本代表MF東俊希(広島)

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 1か月前には対戦相手にいた。そして、その試合でゴールという結果を残した。U-22日本代表に初招集されたMF東俊希(広島)は、翌日に控えたU-22ジャマイカ戦でのアピールに燃えている。

 11月14日。広島で合宿中のU-22日本代表は、サンフレッチェ広島と練習試合を行った。そして、東は広島の一員としてピッチに立っていた。スコアレスで迎えた後半13分には、CKの流れから先制点をマーク。この1点が決勝点となり、広島が1-0の完封勝利を収めた。

「そのときにアピールできた実感があった」。あれから1か月。年内ラストマッチに挑むU-22日本代表に初選出されることになった。

 フォーメーション練習では左アウトサイドの位置に入る。広島では主にシャドーの位置でプレーしているが、「ウイングバックはちょこちょこやっているので普通にできる」と意に介さず。「守備もそうだけど、攻撃の部分では左足のキックの精度がアピールポイントなので、どんどんクロスを上げて得点に絡んでいきたい」とプレーのイメージを膨らませている。

「ジャマイカの方がフィジカル的には上だと思うけど、球際でもしっかりと戦い、見ている人が感動するような試合をしたい。そこで自分が得点に絡んだり、勝利に貢献できるように頑張りたい」

 東京五輪まで約7か月。「来年の目標は五輪出場だと思っている」。そう力強く語った男が、“初陣”で躍動する。

(取材・文 折戸岳彦)