2019年は令和元年を迎え、新しい時代がスタートしました。来たる2020年はどんな年になるのか、また幸運を呼び込むには、どういったポイントに気を付ければいいのでしょうか。開運セラピストの紫月香帆先生に、風水の観点から部屋ごとに具体的なアドバイスをいただきました。

 

令和時代は「住まいを整える」ことがより重要に!

紫月先生によると、令和の時代は「自分の価値観や自分らしい魅力を生かしていける人が輝く時代」になるそうです。また、学歴社会は終わりを迎え、今後ますます人柄が重視されていくように。

そんなこれからの時代は、常に“ちょっとゴキゲン”な精神状態を維持できることがポイントだとか。「いつも明るい人だな」「一緒にいると元気をもらえるな」という人のところに幸運が集まってくるので、暮らしのベースとなる住居を整えることは、とても大切になります。

「令和2年目の2020年、風水のキーワードは『光』です。家の中はより明るく、光るものはピカピカに輝いた状態が、幸運を呼び込みます。2020年と2021年の2年間は、今後の金運を大きく左右します。勝負の年になりますよ」(紫月香帆先生、以下同)

 

ノウハウよりも感覚が大事! 心地よい暮らしに気づくこと

時代の移り変わりとともに、風水の取り入れ方にも変化が出てきているそう。「例えば、ラッキーアイテムが『黄色い財布』だから黄色い財布を持てばいい、という理解では幸運はつかめません。“それを手にすることで自分の心が軽やかで元気になる”という感覚まで手に入れられて初めて、そのアイテムが“幸運グッズ”になります。『自分を上機嫌にするにはどうしたらいいか?』と自問しながら風水を取り入れると、自分にとって効果のある方法がわかり、運気の好転が得られるでしょう」

 

風水はおまじないではなく、統計学や環境学に類する理論的な知恵だという紫月先生。即効性はないけれど、漢方薬のようにジワジワと効いていきます。そのため、無理なく続けられることが成功の秘訣なのです。

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2020年は「キッチン」に注力! 油汚れを放置しないで

「2020年は九星気学でいうと『庚子七赤金星(かのえねしちせききんせい)』の年です。庚は金属を意味するので、『金』を表す文字がふたつ入っているのがわかります。ダブルの金なので、来年は金運が大きなテーマだとわかります。金は輝いてこそ、価値があるもの。つまり、輝くべきところを輝かせることが、開運につながります。

 

キッチンは磨いておきたい部分がたくさんあります。特に、ガスコンロのごとくやシンク周り。ここが油汚れでギトギトでは、金運が下がってしまいます。ほかにも、冷蔵庫の表面、食器棚のガラスなども磨いておきたいですね。

 

来年のラッキーアイテムはスパイスなので、スパイスを取り入れた料理をつくったり、スパイス類をラックに並べておいたりするのもおすすめです。火は金を溶かしてしまうので相性がよくありません。キッチンに財布や貴重品を置かないようにしてください」

【キッチンの開運ポイント】
・コンロ、シンクはピカピカに磨く
・スパイスを並べる。
・財布や貴重品を置かない

 

【プロフィール】

開運セラピスト / 紫月香帆(しづきかほ)

幼い頃より、占いや風水に親しんで育ち、高校在学中から芸能活動をスタート。独学で九星気学を学び、その後師事して本格的に手相を学ぶ。手相、人相から風水、四柱推命タロット、姓名診断と、豊富な知識を駆使した占術は、的中率の高さとわかりすいアドバイスに定評がある。さらに、四柱推命と風水をベースに研究を重ねた独自の「宿命カラー風水」、「十干風水」を確立。開運セラピストとして、雑誌やテレビ、携帯コンテンツなど各方面で活躍中。現在、約25冊の著書を出版し、『やってはいけない風水』(河出書房新社)は33万部を超える大ヒットになっている。オンラインスクール「光運塾」主催。

 

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