「サンタ制度終了のお知らせ」 とある中学生が受け取った手紙が切なくて泣ける
「2019をもちまして、サンタ制度を廃止とさせていただくことを決定いたしました」
そんな言葉で始まる手紙がツイッターで大きな注目を集めている。
さく(@sakusaku3939399)さんのツイートより
こちらはツイッターユーザーのさく(@sakusaku3939399)さんが2019年12月25日に投稿した写真。お母さんがしたためた手紙の文面が紹介されている。
「サンタ制度終了のお知らせ」
衝撃的なタイトルではじまる手紙。そこには現金が添えられ、
「17年もの間、愛され続けてきた行事でしたが、もう、夢と希望より現金を求める年齢になったと判断いたしました」
と、その理由が綴られる。
プレゼントの準備におもちゃ屋さんをハシゴしてようやく見つけ、クローゼットに隠しておいたり、子供たちがサンタにあげたお菓子を食べたり...と、これまでの日々を振り返る。状況、お察ししたい限りだ...。
「2人の子どものサンタを17回もできて、とても幸せでした。どうもありがとうございました。あなたたちが大人になり、子どもが出来たときには、ぜひ、この記録(私達夫婦は17回)を越えてください。朝の子どもの反応、最高ですよ」
読み進めていくうちに、次第に目頭が熱くなってくる。20年からはお父さんからクリスマスプレゼントがあるそうで、最後に「メリークリスマス」との一言で結ばれている。
「これ本物の愛です」
サンタ制度終了のお知らせWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW pic.twitter.com/75XFdCVVtF
— さく@こっぺぱん (@sakusaku3939399) December 24, 2019
このツイートにはこんな反応が寄せられ、感動をもって迎えられている。
「愛が溢れてる」
「これ本物の愛です。泣けます」
「なんだろう涙出てきたwwwwwwww素敵な母ちゃんやないか」
「手紙の内容...読んだとき...目から...汗が出てしまいました」
投稿者のさくさんは14歳。朝目覚めるとドアにマスキングテープで留められている封筒が。中身を確認してとてつもなく笑ってしまったとのことだが、同時に「うちの親らしい」とも思ったという。
多くの反応があったことを受けて、
「この環境が普通だと思い生活してきたので、『羨ましい』『心が温まる』などの感想を頂いて、とても自分は愛されているんだなと感じることが出来ました」
と、振り返るさくさん。どうやら、最高のプレゼントを受け取ったようだ。
念のためだが、今回の話はあくまでもさくさんのお宅での出来事。今年も多くの家でプレゼントを渡すため、サンタさんがやって来たことだろう。
サンタさんと直接顔を合わせることはなくとも、どうか感謝の気持ちを忘れないでいてほしい。