妹の「写真映え」オーダーに青と黒のケーキ作成 色を反転させたら本当に「映えた」
妹の写真映えするケーキという依頼に対し、兄が作ったケーキが本当に「映える」とTwitterで反響を呼んでいる。
「写真映えし過ぎるケーキで周りと差をつけたい」--この妹の要望に応えて出来上がったのは、青いスポンジと黒いホイップクリームを重ねたショートケーキ。その上には真っ青なイチゴまで飾られ、毒々しい雰囲気を漂わせている。「写真映え」とは程遠い見た目だが、これはショートケーキを反転色に染めて作ったもの。色を反転させて撮影すると、白いホイップクリーム、黄色いスポンジ、赤いイチゴに変身。ショートケーキだけ普通の色で、それ以外は反転するという不思議な写真に、妹も「映えた。」と満足だった。
この映えるケーキを作ったのは、アニメーション監督の“しばたたかひろ”さん。調理中はiPhoneの色反転機能を使い、カメラ越しに色合いを調整していたという。特に、苺をどうやって青くするかは試行錯誤。実物の苺から石膏のフィギュアを作り、次に食品用シリコンで型取り。それに青いゼリー液を入れ、冷やして固め作り上げた。この他の色も、食用色素やココアパウダー、食用の竹墨パウダーを使っているため、食べることが可能。見た目に反して味は普通のショートケーキと変わらず美味しかったという。
青と黒のケーキというインパクトに加え、反転すると普通の色になるという発想にTwitterでは驚きの声が殺到。「すばらしいアイデア」「クオリティ高すぎて合成感w」「アメリカ人もびっくりの色合いですね!」「妹愛すごい」といった声が寄せられ、大きな反響となっている。
妹から『写真映えし過ぎるケーキで周りと差をつけたい。』とお願いされたので、『色が反転したケーキ』をつくったら、『映えた。』と言われた。青い苺はゼリーで再現してます。 pic.twitter.com/s82nIhwXP2
— しばたたかひろ | Takahiro SHIBATA (@iine_piroshiki) 2019年12月24日