このタコ焼き、何かおかしい... マンション前に落ちていた「謎の残骸」めぐるミステリー
どうやっても説明が付かないような不思議なものというのは、案外道端に転がっていたりするものだ。
あるツイッターユーザーが遭遇した珍妙な光景が、議論を呼んでいる。
どうしてこうなった?(伊織の人さんのツイートより)
1つのたこ焼きと、たくさんのタコが地面に落ちている。
たこ焼きにはだいたい、ぶつ切りにされたタコが1切れ入っている。時々2切れ入っていて「ラッキー!」と思うこともあるだろうが、小さなたこ焼きに入れることができるのは、それくらいが限界だろう。
しかし、写真にはざっと15切れほどのタコが写っている。
家帰ろうとしたらマンションの入り口に『タコ焼きであっただろうもの』が散っていたんだけど、散っていたという事象よりも『タコ焼き一つに対してタコが多すぎる』『具材を運んでいたとしたら既に球体の生地があるのはおかしい』という矛盾点が気になりすぎて家に帰れなくなった。 pic.twitter.com/pBj8Jf2gfa
— 伊織の人 (@Utaya_karaG) December 21, 2019
伊織の人(@Utaya_karaG)さんは、2019年12月22日にこちらをツイート。23日夕現在、約1万3000リツイートと約4万いいねを集め、話題になっている。
伊織の人さんのツイートの通り、すでに完成したたこ焼きを落としたのだとしても、たこ焼きを作る前の具材を落としたのだとしても辻褄が合わず、ツイートを見た人たちは、ああでもない、こうでもないと憶測を巡らせている。
例えば、
「タコ大好きな人が最後にタコ一気食いしようとおもってたら、つまづいてこぼして滂沱の涙を禁じえなかった悲しいストーリーが頭をよぎりました」
「タコ嫌いな人がそこでタコ焼き食べながらタコを抜いて捨ててた。その作業の中で1個生地側も落としてしまった」
など、生地の部分だけが食べられ、タコだけが残ってしまったという推理。
これに対しては「ひとつひとつのタコがツルツルなので生地からえぐり出されたタコではなく、生地に入れられる前のタコだと推測します」という反対意見も出ている。確かに、写真を見ると、タコの周りや地面には生地の残骸のようなものが見当たらない。一度たこ焼きに入れて焼かれた後、周りに何もついていない、ということは有りうるだろうか?
他には、
「タコパで使いきれなかったタコと食べきれなかったたこ焼きを持って帰ったけど転んで、一番上にあったタコとたこ焼きの一個が落ちた」
という推測も。確かにこれならば、タコがきれいなことや、たこ焼きにソースがかかっていないことも納得できる。
また、
「あぁこれは、元々たこ焼きが1つ落ちてたけどそれを察知したぶつ切りのタコ足が徐々に集まってタコに再生しようとしてる瞬間ですね。たまにある事らしいですよ」
「希少な生物を発見されましたね!
それはヤキタコカブリ、学名Takom odokiyaと言いまして、日本の関西を中心とした極一部地域にしか生息しない絶滅種危惧種です。
幼体は切り身のタコに似た形状をしているのですが、成長に伴い脱皮した殻を背後に溜めるという習性があり、これで外敵から身を守ります」
「どう考えても、たこ焼きをまとめて転送しようとしたら一個だけ成功して残りは異空間に生地だけ取り残されたんでしょ
一個ずつ送りゃ良いのに送り主が横着するから」
といった説も集まっている。果たしてこの中に、真実はあるのだろうか?