世界選手権(2020年3月、モントリオール)代表選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権大会最終日の22日(2019年12月)、絶対王者といわれた羽生結弦選手(25)がまさかの逆転負けを喫した。

ショートプログラムは1位だったのだが、フリー演技は出だしの4回転ループからバランスをくずし、着氷が乱れた。得意の3回転アクセルまで転倒ミスが続いた。演技を終えた瞬間、羽生はリンクに膝をついて天井を見上げた。

司会の小倉智昭「羽生選手でもああしたことが起きるんですね」

4年ぶりに出場したこの大会前から羽生は「全日本フィギュアは緊張しますよ」と話していた。2017年に痛めた右足首へのケアも怠らず準備を進めたが、演技後には「悔しさしかない。言葉がない」「弱っちい」ともらした。優勝は宇野昌磨(22)で、羽生は「彼に初めて負けたことはうれしいです」と称えた。

結局、羽生は総合2位に終わった。

小倉「驚きました」