名作から最新作まで!Filmarksで「泣ける」というレビューの多い作品16本をご紹介!

湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)

『長いお別れ』などの中野量太監督の代表作。宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー、松坂桃李らが出演。

余命わずかの宣告を受けた母・双葉は、自分がいなくなった世界でも愛する人たちが上手く生きていけるよう、やらなければならないことを実行していく。ぶつかり合いながらも双葉の熱い愛で、家族みんなが一つになっていく。

『リメンバー・ミー』(2017)

『トイ・ストーリー3』などのリー・アンクリッチ監督、エイドリアン・モリーナ監督作品。アラナ・ユーバック、ベンジャミン・ブラットが声優を務める。

音楽が大好きだが、音楽禁止の家族の元で育ったミゲル。霊廟にあったギターを演奏してしまったことから、死者の国へと迷い込む。そこでミゲルはご先祖たちに会い、自分の家族が音楽嫌いな本当の理由を知る。

『ワンダー 君は太陽』(2017)

『ウォールフラワー』などのスティーヴン・チョボスキー監督作品。『ルーム』で話題となった天才子役ジェイコブ・トレンブレイ、ジュリア・ロバーツが親子役で共演。

生まれつき人と違う顔を持つ少年オギーは、自宅学習をする日々を送っていたが、小学校へ登校することを決断する。そこでは、今まで関わってこなかった沢山の人と出会い、共に成長する姿を描く。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)

ヨン・サンホ監督作品。コン・ユ、マ・ドンソク、チェ・ウシク、チョン・ユミらが出演。

プサン行きの高速鉄道列車の中で、一人の感染者が現れる。その人を始めとし、次々に人に襲いかかる感染者たち。密室空間の中で、主人公とその娘は生き残りを賭けた勝負に挑む。家族の強い絆に涙する、新しいパニック映画。

『LION ライオン 25年目のただいま』(2015)

ガース・デーヴィス初監督作品。『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテル、『キャロル』のルーニー・マーラー出演。第89回アカデミー賞で、6部門にノミネートされた。

5歳のときにインドで迷子になり、家族と離れ離れになってしまった少年サルー。成人し、ずっと気がかりだった家族を探すため、Google Earthを頼りに旅に出る。実話を元にした心温まる家族の愛の物語。

『コーヒーが冷めないうちに』(2018)

テレビドラマを多数手がける塚原あゆ子監督初の映画監督作品。有村架純、伊藤健太郎、波瑠が出演。2017年本屋大賞にノミネートされ、話題となった原作小説を映画化。

一杯のコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ、過去に戻れるという不思議な喫茶店。恋人と喧嘩してしまった女性が過去に戻りたいとやってくる。しかし、過去に戻ってみると思っていたものとは違う現実に突きつけられることとなる。その喫茶店に隠された秘密や、過去に戻ることの意味とはー。それぞれの想いが交錯する、優しくて切ない物語。

『きみに読む物語』(2004)

『私の中のあなた』などのニック・カサヴェテス監督作品。ライアン・ゴズリング、レイチェル・マグアダムズ出演。

都会からやって来た令嬢アリーと製材所で働くノアが恋に落ちる。アリーの両親が交際を反対し、二人は引き離されることとなる。アリーを想い続け、忘れられずにいるノアは、毎日アリーに手紙を送る。しかし、手紙はアリーの元へは届いておらず、それも知らずにノアは戦争へ行くこととなってしまうのであった。アリーとノアの身分違いの恋を描いた、深い愛の物語。

『アルマゲドン』(1998)

『トランス・フォーマー』などのマイケル・ベイ監督作品。ブルース・ウィリス主演。その他ベン・アフレック、リヴ・タイラー出演。

接近する小惑星から地球を守るため、14人の男たちが宇宙へ飛び立つ。愛する娘を守るため、主人公ハリーは仲間と共に命がけの戦いを繰り広げる。子を想う親の愛情に涙する、ヒューマン・アドベンチャー。

『ルーム』(2015)

『FRANK ーフランクー』などのレニー・アブラハムソン監督作品。ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ出演。

息子が生まれてからの7年間ずっと、共に監禁されてきた母。部屋しか知らない息子に外の世界を見せるため、全てを賭けて脱出に挑む。衝撃に胸をつかれ、生きる輝きに嗚咽が漏れる、世紀の愛の物語。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2017)

『さよなら歌舞伎町』などの廣木隆一監督作品。原作は、東野圭吾の長編小説。山田涼介、西田敏行、尾野真千子出演。

廃屋に忍び込んだ3人の少年は、そこがかつて悩み相談を受ける雑貨店であったことを知る。そこへ32年前に書かれた手紙が届き、少年たちはそれに返事を書くこととする。手紙のやり取りを通して、次第に少年たちは成長していく。隠された繋がりの謎が明らかになる時、思いもよらない感動と衝撃のラストが待ち受ける。

『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』(2019)

野口輝夫監督、山本清史監督作品。坂口健太郎、吉田鋼太郎、山本舞香、財前直見出演。

突然会社を辞めた父を心配し、オンラインゲーム「ファイナルファンタジー」の世界へ導く息子。自分は正体を隠しながら、父と共に冒険の旅に出る。息子の想いと父の秘密に涙する家族の物語。

『僕のワンダフル・ジャーニー』(2019)

ゲイル・マンキューソ監督作品。デニス・クエイド出演。『僕のワンダフルライフ』(17)の続編。

飼い主のイーサンのことが大好きな犬のベイリーは、50年で3回も生まれ変わり、イーサンの元へと戻ってきた。そんなベイリーが遂にイーサンに別れを告げるため、新たな使命を託す。犬と人間の愛と友情の物語。

『トイ・ストーリー3』(2010)

『リメンバー・ミー』などのリー・アンクリッチ監督作品。トム・ハンクス、ティム・アレン、ジョーン・キューザックが声優を務める。

もうすぐ大学生になるアンディと、ウッディたちオモチャは別れの危機を感じる。そんな時に手違いから保育園へ預けられたオモチャたち。アンディの元へ帰りたいと言うウッディと、園児たちに歓迎されて喜ぶオモチャたちの間で大きな溝ができてしまう。子供から大人になるアンディと、アンディが大好きなウッディやその仲間たちの強い絆の物語。

『バジュランギおじさんと、小さな迷子』(2015)

カビール・カーン監督作品。サルマン・カーン、ハルシャーリー・マルホートラ出演。

母とはぐれ、インドに取り残された、幼い頃から声が出せない障害を持つ女の子・シャヒーダー。そんな彼女と出会ったヒンドゥー教徒のパワンは、彼女を母の元へ連れていくため、国境や宗教を越えた旅に出る。パワンの真摯で純粋な性格や文化の違いからくる葛藤を描いた、優しさで溢れる物語。

『君の膵臓をたべたい』(2017)

『君と100回目の恋』などの月川翔監督作品。住野よるの小説を原作としている。浜辺美波、北村匠海出演。

膵臓の病を持った高校生の桜良。それを知る唯一の同級生である僕。僕は人と関わらずに生きてきたが、彼女との出会いをきっかけに、生きる意味や人の温かさを知っていく。僕と桜良は多くの時間を共に過ごすようになるが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。切なくも優しいラブストーリー。

『7番房の奇跡』(2013)

イ・ファンギン監督作品。リュ・スンリョン、パク・シネ出演。

知的障害を持つ心優しいヨングは、娘と二人で仲良く暮らしていた。しかし、彼は殺人の冤罪で刑務所に収容されてしまう。娘と会えなくなったことを悲しみ、何とかして会おうと画策する。真っ当に生きることや、人を愛することの素晴らしさを教えてくれる、感動の物語。

【文・くりすちな】

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです