山口県周南市の国道で16日(2019年12月)に起きた死傷事故で、事故を起こしたトラック運転手は、直前の記憶がまったくないと供述しているという。運転していた品川慶容疑者(51)は約100メートル逆走して、2台の乗用車に衝突、道路脇の民家に突っ込み、乗用車に乗っていた2人が死亡した。品川は事故現場から約300メートル手前の道の駅を過ぎたところは覚えているが、その先の記憶がないという。

それだけではなかった。事故から2時間半前、現場から15キロ離れた道路上でも事故を起こしていた。渋滞した登り坂で突然バックを始め、3台の車に次々とぶつかり、そのまま走り去る様子がドライブレコーダーに写っていた。品川はこれも覚えがなかったと話している。

健康状態は良好、休養十分だったのに

品川は過去1年間通院歴もなく、健康状態は良好。事故の前2日間は休んでおり、過労でもなかった。池袋の大谷クリニックの大谷義夫院長は、「一過性の脳梗塞、脳腫瘍、あるいは睡眠時無呼吸症候群などが考えられます」という。

司会の羽鳥慎一「これ怖くないですか。健康に問題なし、過労でもない。しかし覚えていない」

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「失神は脳の虚血状態で起こります。これは心電図などでも出ないんですよね」

長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「先日の(東京・新宿の)バス運転手のインフルエンザ事故は避けられた事故だったが、この手の事故をゼロにするのは相当難しいんじゃないかな。でも、2人死んでいる」

吉永みち子(作家)「自覚がなくて、事故で初めて気がつくんではね」

玉川「前兆があってもわからないでしょうし、これは問題ですよ」