JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)は18日、電子情報産業の世界生産規模や電子情報産業の動向を発表した。2019年の世界生産額は2兆9,219億ドルで過去最高を更新、2020年には3兆ドルを超える見通し。

(JEITA公式Webサイト内概要版PDF)

2007年より毎年行う会員企業各社からのアンケート調査をもとに電子情報産業の世界生産を分析するレポート。2019年の世界生産額はデータ利活用の高度化・自動化などソリューションサービスが好調である一方、電子部品や半導体が対前年を下回る見込みで前年比1%増の2兆9219億ドル。2020年は、世界各国での5Gの浸透や"攻めのIT投資"の増加で3兆807億ドルと2年連続で過去最高を更新する生産額を見通している。

米中貿易摩擦の長期化など輸出減少の影響を受け、2019年の日系企業の海外生産分を含む世界生産額は3%減少の37兆円(3,428億ドル)。ピーク時2010年の53兆円(4,843億ドル)の7割に留まるものの、2020年は前年比2%増の38兆1,065億円とプラス成長を見込んでいる。

2020年は各国での5G本格化に加え、AIやIoT機器、RPAによる業務自動化のさらなる浸透も期待できるほか、自動運転支援強化のための電装化率の向上、スマートフォンの高機能化など電子部品やデバイスの増加を要因に挙げている。