どこかピリピリしている印象のP・ベント監督。初めての日韓戦を前に重圧を感じている!? (C)REUTERS/AFLO

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 いよいよ水曜日に迫った運命の日韓戦。勝利したほうが東アジアの盟主の座を勝ち取る。

 韓国・釜山で開催されているE-1東アジア選手権は、日曜日に韓国対中国の一戦が行なわれ、ホームチームが1−0の勝利を飾った。日本と同じく2連勝を飾り、12月18日の直接対決につなげたわけだが、その試合後の記者会見でパウロ・ベント代表監督が発したコメントに、韓国メディアが噛み付いた。

 ポルトガル人指揮官はやや不満げに、次のように語っていた。

「今日の試合で中国には5日間の休息が与えられ、我々は4日間だった。次の日本戦に向けても日本が4日間のインターバルがあるのに対し、韓国には3日間しか許されていない。個人的な見解だが、こうした日程上の差異は大きな違いとなってくるもの。ましてや(日本も韓国も国内リーグの)シーズンが終わったばかりで、選手たちの疲労は相当に蓄積されている。ただ、言い訳をするつもりはない。しっかりと準備はするつもりだ」

 この発言に対して、韓国のスポーツメディア『スポータルコリア』はこう論じている。

「ならば最初から言わなければいいし、結局は負けたときのための予防線を張っているようにしか聞こえない。言い訳はしない、という言い訳ではないのか。突然このようなことを言い出すあたりに違和感を覚えるし、たしかにインターバルに違いはあるにせよ、ここは韓国である。開催国というなににも代えられない大きなアドバンテージがあるだろう。フルメンバーであろうがなかろうが、いっさいの言い訳は許されない。ファンは日本に勝利しての3連覇しか望んでいないのだ。もし若手中心で構成されている日本に負けるようなら、恥としか言いようがない!」

 
 なかなか手厳しい論調だが、ベント監督にしてみれば、「ならホーム大観衆の声援を用意してくれ」とでも言いたくなるか。釜山の会場には閑古鳥が鳴いており、韓国の初戦となった香港戦には1070人しか集まらず、第2戦の中国戦は日曜日だったにもかかわらず7916人と振るわなかった。はたして日韓戦では5万4000人収容のスタジアムがどれだけ埋まるのか──。

 得失点差で有利な日本は、韓国戦で勝つか引き分ければ、6年ぶり2回目の優勝が確定する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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