『スポーツソウル』と『釜山日報』では中国戦の内容を言及。日韓戦を前に不安の残る出来だと評した。(C)SOCCER DIGEST

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 韓国の釜山で開催中のE-1選手権は12月15日に第2戦の日程を終了した。

 第3戦を残し、現在首位は、森保一監督率いる日本代表。1戦目で中国を2−1で下し、2戦目では香港を5−0の快勝を収めた。見事に2連勝し、得失点差は「+6」をマークしている。

 これに続くのは、パウロ・ベント監督が指揮する韓国代表だ。日本と同じく2連勝。しかし初戦では香港に攻め手を欠きながら2−0で勝利し、2戦目も中国に1−0で辛勝。得失点差は「+3」となっている。つまり優勝するためには、日本との第3戦で引き分けでは足りず、勝利が絶対条件になっている。
 
 2戦目を終えた現状については、現地韓国の新聞でも取り上げられていて、「ここ5試合フィールドゴール“ゼロ”。ベント韓国、中国にも苦しい勝利」と見出しを打つ『スポーツソウル』紙では、「手詰まりのなか、キム・ミンジェがヘディングゴール。2連勝したが、フィールドゴールを奪えていない試合内容が不安。事実上の決勝戦となる日本との最終戦に悩める状況」と、セットプレーでしか得点できていない攻撃面を憂慮している。

 また『釜山日報』では「勝利したが、苦しい試合だった。開始早々の得点でゴールラッシュが期待されるも決定力不足が露わに。3ゴール程度は入れなければいけなかった」と中国との2戦目を解説。さらに日本を「東京五輪世代の若いチーム構成だが、香港戦では大勝している」侮れない相手と評し、「第3戦はベント韓国にとって、決して簡単ではない試合になる見通しだ」と展望している。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)