伊集院光

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 12月8日に放送されたバラエティ番組『THE MANZAI 2019』(フジテレビ系)に、お笑いコンビ・アンタッチャブルが出演。同番組の瞬間最高視聴率は、16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するほど大きな注目を集めた。

 アンタッチャブルは、『M-1グランプリ2004』で優勝するほどの実力派コンビだったが、2010年、柴田英嗣による女性トラブルにより活動を休止していた。プライベートの山崎弘也は、カメラの前で見せる自由奔放なキャラとは違い真面目で、柴田のスキャンダル体質を許せなかったことが、休止を長引かせたとも一部で報道されている。

 だが、そんな山崎も、過去には自身のルーズさで先輩を怒らせたことがあった。

 今年1月、売れない頃の山崎と交流がある伊集院光が、バラエティ番組で明かしたところによると、20年前の彼は根暗で時間にルーズだったという。当時、伊集院は山崎と野球をする約束をしていたものの、待ち合わせの時間に現れなかったそう。彼はその時だけでなく、これまで何度も遅刻を繰り返していたため、遅れてきた山崎に対し、伊集院は「お前みたいな人間とは会いたくない! お前みたいな人間には今日限り会わない!」と絶縁を叩きつけたという。

 すると、夕方になり、トナカイのコスプレをした山崎が、伊集院宅のチャイムを鳴らした。そして、伊集院が「お前と会わないっつたろ」と言うと、山崎に「僕という人間とは会わないって言われましたんで、あの、今日からトナカイとして……、これからお付き合いお願いします!」と関係修復をお願いされたという。それまで怒り心頭だった伊集院だが、この山崎の行動には思わず笑ってしまい、許したようだ。

 伊集院から絶縁された時のことについて、山崎は「このまま伊集院さんと関係がなくなるのは嫌だから、どうしようと思って。“お前という人間、お前という人間”……人間?? パッと見たらクリスマスに使ったトナカイの着ぐるみがあったんですよ。あ、トナカイになればいいんだ! と思って。だから家から着て行っちゃったんですよね」と語っている。

 そんな山崎の遅刻癖は有名らしく、おぎやはぎ・矢作兼によると、相方の柴田もマジギレしたことがあるという。ある日、山崎が現場に現れず、電話をしても出なかったことで、柴田は山崎の家に突撃。そのままベッドの上に馬乗りとなり、「起きろ!」とビンタして起こしたこともあるのだとか。

 とは言え、そんな山崎も売れていくにつれ責任感が芽生え、遅刻することは少なくなっていったようだ。