日本代表FW鈴木武蔵(札幌)

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 日本代表は15日、EAFF E-1選手権第3戦の韓国戦(18日・釜山)に向け、負傷離脱のMF橋本拳人(FC東京)を除いた22人で再始動した。ここまで2連勝中の森保ジャパンだが、大会の最後に待ち受けるのは積年のライバル。3大会ぶりのタイトル奪還のためにも絶対に負けられない一戦となる。

 10日の中国戦に2-1で勝利し、14日の香港戦では5-0の完勝。来年の東京五輪本大会を見据え、U-22世代を登録人数の半数以上組み込むという攻めのメンバー構成に踏み切った森保ジャパンだが、これまでは順調な戦いぶりで日程を消化してきた。しかし、そうした戦績も最終節・韓国戦の結果次第ではまったく意味のないものとなる。

「自分たちがこの2戦やってきて一番強い相手だけど、ここに勝ってこそ、真価が問われるゲームになる」。3日後の日韓戦をそう位置付けるのは、第1戦でA代表初ゴールを挙げたFW鈴木武蔵(札幌)。「オリンピック世代の選手にとっても、僕たちにとってもすごく重要なゲームになる」とモチベーションはいっそう高まっている。

 過去2試合の相手は引いて守る時間帯もあったが、韓国はアグレッシブに攻めに出てくることが予想される。そうした展開になれば鈴木の持ち味も活きてくる。「背後へのアクションは常に狙っていきたいし、それをやることが相手にとっても脅威になる。相手の嫌なところになるべく顔を出せれば」。ゴールを奪うための狙いは明白だ。

 自身が出場しなかった香港戦ではFW小川航基(水戸)、FW田川亨介(FC東京)といった攻撃陣が合計4得点。前線の先発争いは激化している。それでも「刺激になった。菅ちゃん(DF菅大輝)のゴールが一番うれしかった」とチームメートの活躍を喜ぶなど、過度な焦りはない。あくまでも自らの活躍にフォーカスし、運命の日韓戦へ準備を進めていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)