World Wide Web Consortiumは12月10日(米国時間)、「W3C Recommends CSS Writing Modes to support International writing modes|W3C News」において、国際的なライティングをサポートする「CSS Writing Modes Level 3」をW3C勧告として公開したと発表した。このCSSモジュールを利用すると、水平方向や垂直方向のみならず、右から左または左から右、双方向テキストといったさまざまな国際的なライティングが可能になる。

日本では、縦横が混在したデザインが一般的に見られる。次のスクリーンショットは「CSS Writing Modes Level 3」に掲載されているサンプルだが、ページの中に縦書きと横書きが混在していることを確認できる。

資料: World Wide Web Consortium

また、縦書きといってもその中で細かいデザインの違いがある。例えば、日本語の縦書きでは、アルファベットは縦方向に配置することもあれば、横向きに回転させた状態で配置することもある。日付などは横方向に配置して縦書きの中に収めることもあるなど、複雑な配置を行っている。

資料: World Wide Web Consortium

「CSS Writing Modes Level 3」には、こうした複雑なデザインを実現する方法がまとめられている。今日、Web技術はWebブラウザのみならず、さまざまなアプリケーションで使われている。「CSS Writing Modes Level 3」は日本語を含め、より複雑なレイアウトを制作または編集するために利用できる基盤技術として、広いシーンで利用される可能性がある。今後、この仕様に対応したライブラリやコンポーネントがどのように利用されていくことになるか、進展が注目される。