2016年12月15日、iOS用ゲームアプリ「スーパーマリオラン」の配信が開始されました:今日は何の日?
スマートフォン向けのゲームとして、任天堂の顔ともいえるマリオシリーズが登場することで注目されたのが「スーパーマリオラン」。しかも発表はAppleのスペシャルイベントで行われたこともあり、多くの人を驚かせました。

このゲームの配信が開始されたのが、2016年の今日です。
スーパーマリオランはスーパーマリオのような横スクロールアクションゲームですが、マリオが自動で走り続けるというのが大きな違い。画面をタップするとジャンプし、障害物を飛び越える、敵を倒す、特殊ブロックの影響を受けるといった効果がうまれます。

基本的に指一本で画面をタップするだけなので、片手でプレイ可能。発表時に「(片手操作なので)ハンバーガーや、(それこそ)リンゴを食べながらでもプレイできます」と宮本氏が語った通りです。

価格は1200円で、無料〜数百円が多いスマートフォン向けゲームの中では高価な部類。とはいえ、家庭用ゲーム機向けの価格と比べると激安と言ってもいい値段です。また、一度購入すればガチャのような追加課金要素がないというのも安心な部分です。

注目されたゲームということもあり、4日で4000万ダウンロードを記録というApp Storeの最速記録を打ち立てました。また、翌年2017年3月にはAndroid版もリリース。ダウンロード数を着実に伸ばし、2018年3月の決算説明会では累計2億ダウンロードと発表されています。

ただし購入者数はあまり多くないようで、基本無料でガチャ要素のある「ファイアーエムブレム ヒーローズ」のほうが売上が高いという結果に。スマートフォン向けでは、買い切り型のゲームはビジネスとして厳しいようです。

12月15日のおもなできごと


2000年、ドコモがPocket PC搭載のPDA「GFORT」を発売

2000年、シャープが縦長のザウルス「MI-E1」を発売

2011年、グーグルが「Google 日本語入力 for Android」のβ版をリリース

2016年、任天堂が「スーパーマリオラン」を配信開始

2017年、ノキアが活動量計「Steel HR」を発売

2017年、ワコムが「Cintiq 13HD comic」を発売