今年4月から香港代表を指揮するパーテライネン監督。W杯予選では堅守を誇る香港だが、日本戦では5失点を喫した。(C)Getty Images

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 怒涛のゴールラッシュに、敵将も舌を巻いた。

 現地12月14日に開催されたE-1東アジア選手権で、日本代表は香港と対戦して5−0の大勝を収めた。開始8分に菅大輝のゴールで均衡を破ると、小川航基のハットトリックなどで大量得点を奪取。何度かピンチはあったものの2戦連続のクリーンシートを達成し、盤石の試合運びで2連勝を飾った。

 試合後、記者会見に臨んだのが香港代表のミカ=マティ・パーテライネン監督だ。現役時代はパワフルなFWとして鳴らしたフィンランド代表の英雄で、かつてボルトンやウォルバーハンプトンに籍を置き、プレミアリーグでも大いに活躍した。

 ダンディ・ユナイテッド監督時代には川島永嗣とも共闘し、今年4月から香港代表を率いている52歳の目に、森保ジャパンはどう映ったのか。次のようにインプレッションを明かしている。

「正直言って我々のパフォーマンスには失望した。日本の素早く、鋭い、アグレッシブな攻撃を称えたいと思う。守備に関してはそれなりの手応えを感じて試合に臨んだが、“バッド・デイ(悪い日)”だったと言うほかない。1週間で3試合を戦うわけだが、我々にとってローテーションは簡単ではない。しかも今日のように凄まじいペースで攻撃を仕掛けてくるチームが相手ではね。東アジアカップは選手たちにとって良き学びの場になっているとは思うが、(0−5という)結果にはやはりガッカリしているよ」

 
 香港代表は現在、カタール・ワールドカップのアジア2次予選で奮闘中だ。

 イラク、イラン、バーレーン、カンボジアと同居する過酷なグループCで、5節を終えて1勝2分け2敗と5ポイントを稼ぎ出している。2位以内で通過して最終予選に駒を進めるのは厳しい情勢ながら、ホームで格上バーレーンとスコアレスドローを演じるなど5試合でわずか5失点と、パーテライネン監督の下で堅守に磨きをかけてきた。

 だが、日本戦ではその守備が破綻した。指揮官はこう分析している。

「日本の攻撃陣のほうが明らかに上手だったね。彼らは香港リーグではとうてい体感できない、恐ろしく速いテンポでゲームを進めてきた。そして5ゴールのほとんどは、個人の力量によるもの。見事なポジショニングで、香港の選手たちはターゲットを掴むことができなかったんだ」

 E-1東アジア選手権は12月18日に最終日を迎える。日本は優勝を懸けて韓国との決戦に挑み、香港は今大会初のポイントを掴むべく、中国との注目ゲームに臨む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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