コンゴ民主共和国の首都キンシャサにある外務省本庁舎(2014年8月27日撮影)。(c)Junior D. Kannah / AFP

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【AFP=時事】アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)は、駐日大使を含む外交官3人について、「深刻な過失」を犯したことが判明したとして本国に召還した。同国の外務省が12日、AFPに対して明らかにした。

 外務省は、ディディエ・ラマザニ・ビン・キティマ(Didier Ramazani bin Kithima)駐日コンゴ大使が同国の「遺産」を売却したと非難したものの、詳細については明らかにしていない。

 またマリー・トゥンバ・ンゼザ(Marie Tumba Nzeza)外相は書簡で、米ニューヨークの国際連合(UN)コンゴ政府代表部とスイス・ジュネーブのコンゴ政府国際機関代表部に駐在する外交官2人についても、懲戒手続きが開始されるに当たって召還したと述べた。

 AFPの取材に対して外務省は、国連外交官2人の召還理由について詳細な説明をしなかったものの、彼らが「重大な違反」を犯したと述べている。

 外務省の書類によると、駐日コンゴ大使は自身の行動について1年前に警告を受けていた。同国の外務次官は今年1月、同大使に宛てて「このような方法で職階に対し異議を唱え続けるなら、重大な罰を受けることになると断言する」としたためていた。

 18年間政権の座にあったジョゼフ・カビラ(Joseph Kabila)前大統領により任命されていた外交官3人は、フェリックス・チセケディ(Felix Tshisekedi)大統領の親族である新外相によって解任された形となる。

【翻訳編集】AFPBB News

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