中国戦でハットトリック。圧巻のパフォーマンスでチームを連勝に導いた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[E-1選手権2019/女子]日本3−0中国/12月14日/釜山九徳スタジアム

 なでしこジャパンこと日本女子代表は12月14日、E-1選手権の第2戦で中国と対戦。3−0で勝利し、台湾戦に続いて2連勝を飾った。

 圧巻のパフォーマンスを見せつけたのが、エースの岩渕真奈だった。

 9分に細かいパスワークからエリア内に飛び出し先制ゴールを奪うと、44分には長谷川唯の縦パスに抜け出し、鮮やかなチップキックで追加点。極めつけに、56分にはミドルシュートのこぼれ球を押し込み、ハットトリックを達成して見せる。

 これには、記者席のすぐ上部に設置されていた実況エリアの海外アナウンサーも大興奮。「ゴール!! スーパーマナ!!」と唸り、絶賛した。
 
 岩渕は試合後、「昔いつしたんだろうって、考えても分からないくらい久々です。素直に嬉しさはあります」と控えめに喜んだ。

 もちろんハットトリックも素晴らしいが、さらに称賛すべきは、2試合連続で先制点を決めている点ではないだろうか。

 台湾戦でも7分に大量9ゴールの口火を切る得点を挙げている。チームを勢いに乗せるという意味では、大きな価値のある働きをしているのだ。

「先制ゴールという部分は意識しています。1点目取って、チームを乗らせるっていう部分でも大事だと思うので、これからも続けていけたらいいなと思います」

 タイトルが懸かる3戦目は韓国戦だ。ライバル国を相手に、チームを上昇気流に乗せられるか。“スーパーマナ”の活躍に期待したい。

 取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)