(c)MBS

写真拡大

間もなく訪れる「東京オリンピック&パラリンピック」で欠かせないものの一つが国旗。12月8日放送の「林先生の初耳学」では、国旗にまつわる雑学が紹介された。日本の国旗「日の丸」の“赤色”の定義を決めたのは官僚でも政治家でもなく、ひとりの大学生だった!? 林修も驚いた“赤色”決定までの意外なエピソードとは?

1人の大学生が1964年東京五輪の国旗監修に抜擢
お笑いコンビ・火災報知器のツッコミ担当、小林知之が"国旗フリーク"として登場。196か国の国旗とその成り立ちを把握する小林が、「国旗には国の成り立ちや文化が盛り込まれている」と熱弁をふるい、"東京オリンピック・パラリンピックがもっと楽しくなる国旗の裏話"を披露した。
日本の国旗といえば、白地に紅色の丸が描かれたシンプルな配色の「日の丸(日章旗)」。だが実は、この"紅色"の定義は長らく決まっていなかったという。小林が「日の丸の赤色を決めたのは1人の大学生。林先生、知ってましたか?」と問いかけると、林は目を白黒。この知識は初耳学に認定された。
「日の丸」の赤色を決めたのは、1964年の東京オリンピック開催当時大学生ながら"国旗監修"を務めた吹浦忠正さん(現78歳)。組織委員会のメンバーとして大河ドラマ「いだてん」(NHK総合ほか)にも登場するなど、1964年東京オリンピックを知る上で欠かせない人物の一人だ。

日の丸の"赤"はどう決めたのか
オリンピックで使用するすべての国旗は、開催国が全参加チーム分の生地や染料、色合いなどを確認して作成することになっており、オリンピック国旗監修は大会成功のカギを握る重要な役職の一つ。1964年東京オリンピックの際、生粋の国旗マニアだった吹浦さんに組織委員会が国旗監修を依頼したのだという。
吹浦さんは国旗監修を引き受けるとさっそく、各国に問い合わせて色や材質の確認作業を開始。世界中の国旗づくりに取り掛かった。
その過程で発覚したのが、「日の丸の"赤色"には定義がない」という衝撃の事実。当時、日の丸の赤は"紅色"としか決まっておらず、正式な色の定義がなかった。
そこで大学生の吹浦さんが見せた行動力はすさまじいものだった。まず、口紅など化粧品を製造する資生堂に依頼して様々な"紅色"のサンプルを入手。さらに、一般家庭500軒をまわって国旗を借り受け、使われている紅色の平均値を算出して"国民が思う日の丸の赤"を調査。試行錯誤の末、日の丸にふさわしい紅色を見つけ出した。吹浦さんが重ねた血のにじむような努力に、林先生も「妥当なやり方だなぁ!」と感嘆しきり。
さらに、吹浦さんの苦労は続いた。試作品の日の丸を手に首相官邸や関係省庁を訪ねるも、そのすべてから「決められない」との返答。最後は、当時大学生だった吹浦さん自身が「自分で決めるしかない」と、国旗監修の名のもとに日の丸の赤を決定したのだという。驚きのエピソードに、スタジオからは「いい問題でしたね!」の声が上がった。

なぜアフリカには"赤・黄・緑"の国旗が多い?
"国旗フリーク"小林からはもう一問、「なぜアフリカには赤・黄・緑の3色を基調とした国旗が多い?」という問題も出題された。
事実、カメルーン、ガーナ、ギニア、トーゴ、コンゴ共和国、ベナン、ブルキナファソ、マリなど、この3色を国旗に使用している国は多く、アフリカ大陸に集中している。
この問題に「知ってた」ボタンを押した林先生。「アフリカ大陸で唯一独立を守ったのがエチオピア。エチオピアへの敬意があって、同じ配色のものがたくさんある」と回答し、みごと正解した。
国旗にまつわる雑学に、SNSでは視聴者から「国旗のこと、知らないことだらけだった!」「国旗の話って深い!」「めちゃめちゃ勉強になった」といった声が飛び交っていた。

     ◇

次回12月15日放送の「林先生の初耳学」は、年末恒例の"林先生が驚いた10大ニュース"を送る。また、小学6年生で数学検定準1級&英検1級合格のスーパーキッズに密着。天才を育てる教育法を探る。【動画】

「林先生の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。博学で知られる林先生でさえ知らなかった知識を"初耳学"に認定する。
https://www.mbs.jp/mimi/

「林先生の初耳学」では各コーナーの無料見逃し配信を実施しています!
吉川美代子先生の女子アナ学
ギャル曽根のパティシエール学