バスケットボールの画像(2015年12月25日撮影)。(c)Scott Halleran/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】中国バスケットボール協会(CBA)の浙江ライオンズ(Zhejiang Lions)が、毛沢東(Mao Zedong)初代国家主席に寄せた球団マスコットのイメージ画像を使用し、CBAから100万元(約1570万円)の罰金処分を受けた。

 ライオンズが中国版ツイッター(Twitter)「微博(Weibo)」に投稿して謝罪に追い込まれた画像では、球団マスコットのライオンが毛沢東のイメージのごとく人民服を着て赤い星付きの帽子をかぶっており、「落后要挨打(後れを取ったら打ち負かされる)」というスローガンが示されていた。

 このフレーズは、19世紀に勃発した英国と清朝時代の中国によるアヘン戦争(Opium War)に関連するもので、ポスター画像は毛沢東時代の共産党を強く思い起こすものとなっている。また、画像の下には紅領巾(赤いスカーフ)を巻いた選手5人が並んでおり、「赤い精神よ永遠なれ」とのメッセージも掲げられていた。

 CBAはライオンズに罰金を科す際に、「このポスターのデザインは、ひどく不適切な情報が示されており、極めて悪い社会的影響を生じさせるもの」と強調。球団側も「デザインには深刻な過失があり、スタッフの処遇を検討する」とした上で責任者を解雇した。

 この騒動は微博で物議を醸し、一部ではCBA史上最も厳しい罰金を求める声が上がった一方で、責任者に対してより厳しい処罰を求める意見も出ていた。

【翻訳編集】AFPBB News

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