日本代表の森保一監督

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 日本代表の森保一監督は13日のトレーニング後、E-1選手権第2戦・香港戦(14日・釜山九徳)で大幅なメンバー変更を行うことを明言した。前日12日までの2日間は初戦・中国戦(○2-1)の控え組がフォーメーション練習を行っていたが、「練習していた選手を中心に構成していければ」と述べた。

 大事な初戦を白星で飾り、最低限のスタートを切った日本。第2戦は今大会で最も力が劣るとされる香港との戦いとなる。それでも初戦・韓国戦(●0-2)を現地で視察した指揮官は「非常に集中力が高く、粘り強く戦えるチーム」と警戒は怠らない。

 監督、選手たちが声を揃えたのは相手のカウンター攻撃の鋭さだ。「鋭いカウンター攻撃を持っているし、セットプレーで相手のスキを狙っていけるチーム。われわれが油断しないように、スキをつくらないようにしたい」(森保監督)。そうしたミッションを掲げつつ、2連勝で最終節に向かいたいところだ。

 もし、先発メンバー全員が入れ替えとなった場合、12日の公開練習で構成したフォーメーションが参考になりそう。唯一、読めないのがGK小島亨介(大分)とGK大迫敬介(広島)が争う守護神。3バックは右からDF渡辺剛(FC東京)、MF田中駿汰(大阪体育大)、DF古賀太陽(柏)が入り、ダブルボランチはMF大島僚太(川崎F)とMF田中碧(川崎F)。ウイングバックは右にMF相馬勇紀(鹿島)、左にDF菅大輝(札幌)。2シャドーは左右それぞれFW田川亨介(FC東京)、MF仲川輝人(横浜FM)が入り、1トップはFW小川航基(水戸)が務めるとみられる。

 東京五輪候補が9人を占めるフレッシュなメンバー構成。それでも森保監督には「大幅な入れ替えだけど、スタートの時点でほとんどぶっつけ本番なチームだったので」とさしたる不安はなさそうだ。

「選手たちはもっとそれぞれの特長を思い切って発揮してもらいたい」と語った指揮官は「今回はA代表の常連組もいるけど、将来的にA代表の常連として貴重な戦力になってくれる選手、いまの実力と将来の伸び代がある選手たちだと思っている。まずはA代表で生き残っていくことを考えてもらいつつ、その過程に五輪での競争もある」と来年の大舞台へのアピールも求めた。

(取材・文 竹内達也)